「どっちが重いかな?」〜遊びの中で育まれる“感じる力”と“考える力”〜(チャレンジハウスHERO)

白ゆりグループ

「これとこれ、どっちが重いと思う?」
ある日のチャレンジハウスHEROでは、そんな問いかけから始まる“重さ比べ”の活動が行われました。

一見シンプルに思えるこの遊びですが、実は子どもたちの感覚統合や論理的思考の芽生えを促す、大切な支援のひとつ。
楽しみながら“考える力”を育てる、HEROならではの取り組みをご紹介します。

身近なおもちゃで「重さ」を体験

活動の主役は、おなじみのおもちゃたち。車やブロック、ぬいぐるみなどを、それぞれの箱に入れて「どっちが重いかな?」と子どもたちに問いかけます。

持ち上げて比べたり、音を聞いたり、予想したり…
子どもたちは真剣な表情で考え、時には友だちと相談しながら自分なりの答えを出します。

「こっちの箱、なんかズッシリする!」
「このおもちゃは軽そうだけどいっぱい入ってるから…」

そんな声が飛び交い、教室は活気に包まれました。

感覚統合と「見えない情報を感じ取る力」

重さ比べの遊びは、単に“持って比べる”だけではありません。
「目に見えない情報(=重さ)」を身体感覚で感じ取り、判断する力を養うトレーニングにもなっています。

このような感覚統合の支援は、運動や学習、日常生活のさまざまな場面で重要な土台となります。
特に「手先の器用さ」や「物の扱い方」に課題を感じるお子さまにとっては、非常に効果的なアプローチです。

答えがひとつじゃない「考える」力を育む

この活動のもうひとつの魅力は、「どっちが重いか?」という問いに、すぐに“正解”を与えないこと。

あえて子どもたち自身に「予想して、試して、確かめる」プロセスを経験してもらうことで、論理的に考える力や粘り強さを自然と育んでいきます。

「当たった!」「違ったけど、次はこうしてみる!」
そんな言葉が飛び出すたびに、子どもたちの“学びの芽”が大きく育っていくのを感じます。

見守り、寄り添い、引き出す支援

スタッフは、必要以上に声をかけすぎず、けれども絶妙なタイミングでヒントや励ましを届けます。
その“見守る力”があるからこそ、子どもたちは自分のペースで考え、挑戦できるのです。

「できた!」の笑顔が、教室いっぱいに広がる時間。
それは、子どもたちの可能性を信じる支援の積み重ねによって生まれているのです。

楽しく「学ぶ力」を育てるHEROの療育に、ぜひご注目ください!

チャレンジハウスHEROでは、遊びの中に“学び”を散りばめた支援を日々行っています。
お子さまの「やってみたい!」を引き出し、「できた!」につなげるサポートに力を入れています。

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