「何もしない」も大切な時間。ぽぷらの樹遠里小野が大切にする“自由時間”の療育的意味【ぽぷらの樹遠里小野】

白ゆりグループ

放課後等デイサービスでは、「活動」や「プログラム」に目が向きがちですが、

実はそれと同じくらい大切にしたい時間があります。

それが 余暇活動としての“自由時間” です。

「何をしたらいいかわからない」

「集団活動が少し苦手」

そんなお子さまにとって、常に指示がある環境は、知らず知らずのうちに負担になることもあります。

だからこそ、自分で選び、自分のペースで過ごせる時間が必要なのです。

それぞれの「好き」が尊重される空間📖🃏

ぽぷらの樹遠里小野の自由時間には、決まった過ごし方はありません。

静かに本を読んで過ごすお子さま。

お友だちとトランプをしながら笑顔があふれるお子さま。

その日の気分で、ゆったり一人時間を楽しむこともあります。

大人が「これをしなさい」と決めるのではなく、

「今日は何がしたい?」と問いかけることを大切にしています。

自由時間に育まれる療育的な力🌱

一見すると「ただ遊んでいるだけ」に見える自由時間。

しかし、この時間には多くの療育的要素が含まれています。

  • 自分の気持ちを感じ、選択する力(自己選択・自己決定)
  • ルールのある遊びを通した社会性
  • 他者との距離感や関わり方の学び
  • 気持ちを切り替え、落ち着くための自己調整力

特に、トランプなどの遊びでは

「順番を待つ」「負けた気持ちを受け止める」など、

自然な形で社会性を学ぶ機会にもなっています。

「何もしない」時間も、成長の一部

時には、何もせず、ぼーっと過ごすお子さまもいます。

でも、それも大切な姿。

刺激の多い一日の中で、心と体を休ませることは、

次の活動へのエネルギーを蓄える大切なプロセスです。

私たちは、

「活動している姿」だけでなく、「その子らしく過ごしている姿」そのものを成長と捉えています。

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