プロレス体験を通して育む「声・身体・自己表現」【ぽぷらの樹遠里小野】

先日、運動療育型児童デイぽぷらの樹遠里小野では、
プロレスラーの方をお招きし、特別なプロレス体験プログラムを実施しました。
「プロレス」と聞くと、激しいイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、
今回の目的は“戦うこと”ではなく、
身体を動かす楽しさや自己表現する経験を味わうことです。
大きな声で自己紹介する意味
最初はプロレスラーさんによる自己紹介から始まりました。
その中で伝えていただいたのが、
「プロレスでは大きな声を出すことも大切」というお話です。
そこで子どもたちも、一人ずつ前に出て自己紹介。
普段は声が小さくなりがちなお子さまも、
周囲に応援されながらいつもより大きな声で名前を言うことができました。
このような活動は、
✔ 自分を相手に伝える力
✔ 人前で話す経験
✔ 成功体験による自信
につながる大切な療育要素の一つです。
準備運動で身体の使い方を学ぶ
準備運動ではスクワットや前周りを行いました。
特に前周りの後に「ポーズを決める」場面では、
自分の体をコントロールし、最後までやりきる力が求められます。
「できた!」という達成感を味わうことで、
運動への苦手意識が少しずつ減っていく様子も見られました。
押し相撲で感じる力加減と関わり
最後は、プロレスラーさんと押し相撲対決。
全力で押すだけでなく、相手の力を感じながら動くことで、
✔ 力の調整
✔ 相手を意識した関わり
✔ ルールを守る経験
など、多くの学びが詰まった時間となりました。
怖がるお子さまには無理をさせず、
「見て応援する」「少し触れてみる」など、
それぞれのペースを大切にしています。
楽しい体験が成長につながる療育を
ぽぷらの樹遠里小野では、
「楽しい!」という気持ちを大切にしながら、
心と体の成長につながる療育を行っています。
今回のプロレス体験でも、
子どもたちの笑顔や自信に満ちた表情がたくさん見られました😊
これからも、さまざまな経験を通して
一人ひとりの「できた!」を増やしていきます。
