学習への取り組み 南住吉

白ゆりグループ

運動と学習の両立で見える子どもたちの成長 

~ ぽぷらの樹南住吉の取り組み ~

週が始まると、「今日の宿題はちゃんとできたかな?」「体を動かす時間は足りてるかな?」と心配になる保護者の方も多いのではないでしょうか。学習支援はもちろん大切ですが、子どもが集中力を保ち、意欲を持って取り組むためには、適度な運動や身体を使った活動とのバランスも重要です。ぽぷらの樹南住吉では、この学び動きの両立で、お子さま一人ひとりのできた!喜びを大切にしています。

学びと動きが調和した支援の必要性

小学校・放課後等デイサービスで学習支援を行う際、「長時間座っていて集中できない」「宿題を進めてもすぐ疲れてしまう」「学習への興味が続かない」といった悩みを抱えるお子さまは少なくありません。こうした状態が続くと、学力だけでなく自己肯定感にも影響が出てしまうことがあります。

一方で、運動を取り入れた支援には、以下のような効果があると言われています。

  • 運動によって身体の緊張がほぐれ、末梢から中枢への感覚統合が進むことで、学習に必要な集中力が向上する。 
  • 運動で体を動かすことでストレスが軽減され、落ち着いた状態で学習に取り組める時間を持てるようになる。 
  • 運動を通じて達成感や成功体験を得ることで、自信が育ち、学ぶ意欲にもつながる。 

このような背景から、「学習支援」だけでなく「運動」を適切に配置することが、学びの質を高める鍵となります。

ぽぷらの樹南住吉での実践:宿題サポート+運動の取り入れ方

ぽぷらの樹南住吉では、以下のように学習と運動を両立させる支援を行っています。

宿題の補助・指導

  • 学校から出された宿題をスタッフが一緒に見ながら、分からないところを丁寧に解説するサポートをしています。算数の問題の解き方・漢字の書き順など、基礎をしっかり押さえることで「できた!」という手応えを感じられるようにします。
  • 子どもごとに学習のスタイルを把握し、集中が続かない子には短時間で区切って取り組むタイムスケジュールの工夫を。
  • 宿題だけでなく、前学年までのつまずきがあればさかのぼって復習する時間も設け、苦手意識を少しずつ取り除いていきます。

運動を組み込む工夫

  • 学習の前後や途中に軽い体操・ストレッチ・ボール遊びなどを挟むことで、身体をほぐし、気分転換を促す時間を設けています。これにより、長時間の学習でも集中力が戻りやすくなります。
  • 運動療育の要素を取り入れ、体幹を鍛える・バランスを取る遊具を使った活動などを定期的に実施。これにより姿勢や動きの制御が向上し、鉛筆を持つ手・姿勢が安定することで学習の質も改善されることがあります。
  • 集団で体を動かす遊び(たとえばゲーム形式の運動やリズミカルな動き)を取り入れ、協調性・コミュニケーションも養成。運動後の「静かな学習」に自然につながるよう構成しています。

両立による日常での変化

  • 学習時間が終わった後、子ども自身が「今日は学習できた」「運動で体が楽になった」と感じることが増え、次回への意欲が高まるようになってきました。
  • 運動後に座って書く・読む作業を行うときの集中時間が以前より長くなったという保護者の声があります。
  • 姿勢や手の動かし方が安定し、漢字書きやドリルでの字形が以前よりきれいに書けるようになったなどの具体的な変化も見られています。

これからのチャレンジと目指したい姿

どんなに取り組んでも、すべてがスムーズにいくわけではありません。中には、運動後の切り替えが難しい子どもや、「動くと疲れてしまって学習に戻れない」ということもあります。こうした場合には、以下のような工夫をさらに強化したいと考えています:

  • 運動と学習の切り替え時に視覚的なタイマーや合図を使うなど、子どもに見通しを持たせる支援をさらに丁寧にする。
  • 運動の種類を子どもが好きなもの・興味を持てるものにすることで、モチベーションを保ちやすくする。
  • 学習内容も動きの要素を取り入れた教材や教え方(例えば身体を使って数を数える・漢字を体でなぞる等)を試してみる。
  • 運動を支援できる専門スタッフ(理学療法士・運動指導が得意な支援員など)との連携を強める。

学習 × 運動の両立で育つもの

学習と運動をバランスよく取り入れることで、ただ「宿題を終えるだけ」ではない成長が見えてきます。

  • 集中力や持続力 → 長時間の学習にも疲れにくく・途中であきらめない心を育む。
  • 自己肯定感 → 運動で「体が動いた」「できた!」という実感、学習で「問題を解けた」「漢字がきれいに書けた」などの達成体験。
  • 生活習慣・姿勢 → 体を動かす機会が増えることで身体の使い方も意識できるようになり、学習時の姿勢などが改善される。
  • 社会性・コミュニケーション力 → 運動を通した集団遊びでルールを守る・友だちとの関わりを学ぶ。それが学習の場でも良い協力・助け合い・気遣いにつながる。

まとめ/見学・体験利用のご案内

ぽぷらの樹南住吉では、「宿題の補助・指導」と「運動を取り入れた活動」とを両立させることで、お子さまの学びの質を高め、意欲や自信を育みます。もし、「どういう支援が合うか知りたい」「一度様子を見たい」という方がおられれば、見学・体験も大歓迎です。

まずはお気軽にご相談ください。

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