子どもたちの挑戦と成長が輝いた一日 〜白ゆり祭りでの発表〜【ぽぷらの樹東住吉】
皆さま、こんにちは。
朝晩の空気がぐっと冷え込み、秋の深まりを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、11月8日(土)に開催された白ゆりグループ恒例のイベント「白ゆり祭り」での、ぽぷらの樹東住吉の子どもたちの活躍をご紹介します。
日頃から運動や表現活動を通じて成長を目指している子どもたちが、この日に向けて練習を重ね、みんなで力を合わせて挑んだ発表会。
会場にはご家族や関係者の方々が集まり、温かなまなざしの中で子どもたちは精いっぱいの力を発揮してくれました。
一人ひとりの「できた!」の笑顔と、それを支えるスタッフの想いが詰まった、心温まるひとときとなりました。
この記事では、その当日の様子や子どもたちの成長、保護者の皆さまとの交流まで、たっぷりとご紹介いたします。どうぞ最後までご覧ください。

🎊白ゆり祭りでの発表の様子
11月8日(土)、たくさんの笑顔と拍手に包まれて開催された「白ゆり祭り」。
ぽぷらの樹東住吉の子どもたちも、この日に向けて毎日コツコツと練習に取り組み、当日は3つのパフォーマンスを元気いっぱいに披露しました。
練習中にはうまくいかない場面もありましたが、子どもたちは決して諦めず、仲間と励まし合いながら乗り越えていきました。
当日を迎えた朝、子どもたちの表情は少し緊張しながらも、「頑張ってきたことを見てもらいたい!」という期待に満ちていました。
会場にはご家族や関係者の方々が集まり、温かい雰囲気の中で、いよいよ本番スタートです。
🪢大縄跳び
まずは、力強く挑んだ「大縄跳び」。
この種目では、あえてひとりずつ順番に跳ぶ形式を採用しました。これは、子どもたち一人ひとりの頑張りをしっかりと見ていただきたいという想いから。
全員で揃って跳ぶのではなく、個別の発表の場として構成することで、それぞれの「できた!」の瞬間がしっかりと輝くように工夫しました。
また、跳ぶスピードや助走の有無、スタッフのサポートの仕方なども、その子の得意なスタイルや段階に合わせて調整しています。
「早めに縄を回した方がタイミングがとりやすい」「カウントを一緒に数えることで集中できる」など、細かな支援を通じて、どの子も“自分らしく挑戦できる環境”を整えました。
練習では緊張で足が止まってしまうこともありましたが、本番では見事に一人ひとりが自分の力でジャンプ!
跳んだ瞬間には大きな拍手と笑顔があふれ、仲間たちも「すごい!」「できたね!」と喜び合う姿がとても印象的でした。
🔁ダブルダッチ
続いて披露したのは、より高度な技術が求められる「ダブルダッチ」。
2本の縄が交差するタイミングに合わせて跳び続けるには、高い集中力とリズム感が必要です。
この演目では、1人技だけでなく、2人・3人で同時に跳ぶ技にも挑戦しました。
2人で呼吸を合わせてぴったり同時にジャンプしたり、3人で交互に跳びながらフォーメーションを変えるなど、チームプレーと個々の技術が問われる構成です。
最初は「同時に入るのが難しい」「リズムがずれてしまう」といった課題もありましたが、子どもたちは繰り返し練習しながら「一緒にせーのって言おう」「もう少しゆっくり跳んでみよう」と声を掛け合い、互いを思いやる姿がたくさん見られました。
また、縄を回す役割と跳ぶ役割の両方を交代で体験し、相手の動きを感じながらリズムを合わせる力も育んでいきました。
本番では、音楽に合わせて次々と跳び手が入れ替わり、二人技・三人技がきれいに決まると、会場からはひときわ大きな拍手と歓声が!
中には、練習中なかなかタイミングが合わなかった子が、本番で完璧に跳べた瞬間にガッツポーズを見せる場面もあり、観客もスタッフも胸が熱くなりました。
🎨ライブアート(花紙アート)
最後は、花紙を使ったみんなでの共同制作アート。
このライブアートは、子どもたちから保護者の皆さまへの「ありがとう」の気持ちを目に見える形で届けたい、という思いから生まれました。
事前にテーマを決め、子どもたち一人ひとりが思い思いの色を選び、ふんわり丸めた花紙を模造紙に丁寧に貼っていきました。
「ここは赤でハートにする?」「虹の形にしよう!」など、子どもたちのアイデアが次々と飛び出し、それに対して「いいね!」「一緒にやろう」と、自然なコミュニケーションが育まれていきます。
完成した作品は、色とりどりの花紙が一面に広がり、中央には大きく「ありがとう」の文字。
本番では、子どもたちがその作品を前に並び、一人ずつ「がんばったこと」や「ありがとうを伝えたい人」を発表する場面もありました。
保護者の皆さまからは、「感動しました」「子どもたちの気持ちが伝わってきました」との声が寄せられ、まさに心が通い合うひとときとなりました。
このように、それぞれのプログラムには、子どもたちの努力と工夫、そして「誰かのために頑張る」という優しさがたくさん詰まっていました。
🌱子どもたちの変化と成長
今回の白ゆり祭りを通じて、子どもたちは心も体も大きく成長しました。
日々の療育の中ではなかなか気づきにくい小さな「できた!」も、こうした発表の場を設けることで、ご家族やスタッフ、そして仲間たちにしっかりと届く形になります。
特に今回は「自分を表現すること」「みんなと力を合わせること」「人に見てもらうこと」に挑戦する機会でもあり、準備期間を含めてさまざまな変化が見られました。
- 自分から「やってみたい」と言えるようになった
以前は「見てるだけでいい」「失敗が怖い」と言っていたお子さんが、練習中に「次はぼくもやってみたい」と前に出てくれるようになりました。挑戦する気持ちが芽生え、自信へとつながっていく姿は、私たちスタッフにとっても大きな感動です。 - 仲間と一緒に活動することで社会性が育まれた
お互いに「次は〇〇くんの番やで」「がんばれ!」と声をかけ合う場面も多く見られました。順番を守る、相手に合わせる、思いやりのある言葉をかける…。そうした関わりが自然と生まれていたことが、何よりの成果でした。 - 練習の成果を発表する達成感を経験できた
大縄跳び、ダブルダッチ、花紙アート。それぞれの演目で、子どもたちは自分の役割を全うし、終わったあとには「楽しかった!」「もっとやりたい!」という声があがりました。「見てくれてありがとう」「上手やったって言われた!」と、ご家族に伝える様子からは、大きな達成感と満足感が伝わってきました。
例えば、大縄跳びが苦手だったある男の子は、最初は縄の動きに目がついていかず、タイミングが合わないことに不安を感じていました。
しかしスタッフが「3つ数えたら跳ぼうね」「一緒に手をつないでやってみよう」と段階的に支援を重ねたことで、少しずつ「自分にもできるかも」という気持ちが芽生えました。
そして本番では、会場の皆さんが見守る中で見事にジャンプ成功!
跳んだ瞬間、「やったー!」と叫んでにっこり笑った彼の姿に、スタッフも保護者の方も思わず拍手と涙。何より本人の自信に満ちた表情が、すべてを物語っていました。
また、花紙アートでは、普段言葉での表現が得意でないお子さんが、好きな色を使って「ありがとう」と花紙で大きなアートを作り出しました。
その姿に、保護者の方が「うちの子から“ありがとう”って言葉をもらったのは初めてかもしれません」と涙ぐまれる場面もあり、表現の可能性が広がる瞬間を共有することができました。
こうした小さな成功体験の積み重ねは、子どもたちにとって“自分を信じる力”を育む大きな一歩となります。
そしてそれは、保護者の皆さまにとっても「うちの子、こんなことができるようになっていたんだ」と、日々の成長を実感できるかけがえのない瞬間になったのではないでしょうか。
👨👩👧👦保護者の皆さまへ感謝を込めて
白ゆり祭り当日は、本当にたくさんの保護者の皆さまにお越しいただき、温かい拍手と応援の言葉をたくさんいただきました。
子どもたちが一生懸命に準備してきた発表を見てくださるその姿勢に、私たちスタッフも胸が熱くなり、「この日のためにみんな頑張ってきたんだな」と改めて感じることができました。
発表のあとには、「あんなに縄跳びができるようになってたなんて驚きました」「家では見せない表情で、真剣に取り組む姿に感動しました」といった声が多く寄せられました。
中には涙を浮かべながら「ありがとう」とおっしゃる保護者様もいらっしゃり、子どもたちの成長が、家族の心にも温かく届いたことを感じる瞬間でした。
また、今回のイベントは、保護者様同士のつながりが自然に生まれる貴重な場にもなりました。
「うちの子、〇〇くんと一緒に跳んでたんですね」「花の色づかい、すごく上手でしたね!」といった会話をきっかけに、普段はなかなか交流の機会がないご家族同士が笑顔で話されている姿がとても印象的でした。
さらに、参加されたご家族の中には、地域の方やご兄弟・祖父母もいらっしゃっており、“ぽぷらの樹東住吉”が、子どもたちを中心に地域とつながる場所として根づいていることを強く実感しました。
小さな拍手や声かけのひとつひとつが、子どもたちの自信を育み、保護者様の安心や信頼へとつながっていく──そんなあたたかい循環を、今回の白ゆり祭りで改めて感じることができました。
この場をお借りして、改めてご協力・ご参加いただいたすべての保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
子どもたちの笑顔と成長の背景には、日頃から寄り添い、見守ってくださる皆さまの存在があります。
今後も、一緒に喜びを分かち合える関係づくりを大切に、支援を続けてまいります。
🚀今後の取り組み
今回の発表をきっかけに、子どもたちの「もっとやりたい!」という気持ちが高まっています。
今後は以下のような展開を予定しています:
- 活動の幅を広げたパフォーマンスの機会
- 小規模な発表会を通じて表現力・協調性を育む
今後も「ぽぷらの樹東住吉」では、子どもたちの“できた”を応援し、安心して成長できる環境づくりに努めてまいります。
🌟見学・体験利用のご案内
**【運動療育特化型児童デイぽぷらの樹東住吉】**では、今回の白ゆり祭りで見せた“子どもたちの成長と笑顔”を、日々の活動に活かしています。
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