【大阪市平野区】1年ぶりの外出、50年ぶりの再訪。久宝寺緑地で「心」と「足」が動く機能訓練
「リハビリのために運動してほしいけれど、本人がの気が進まない」
「退院後、家に閉じこもりがちになってしまった」
ご家族のそのようなお悩み、私たちにお任せください。
大阪市平野区の地域密着型通所介護「デイサービスセンターゆりのはな」です。
11月26日(火)・27日(水)、私たちは久宝寺緑地へ外出イベントに行ってきました。
今回の外出は、ただの「お散歩」ではありません。
参加された利用者様お一人お一人の「人生」や「思い出」に触れる、**楽しみながら行う実践的な機能訓練(歩行訓練)**の時間となりました。
【楽しみ×機能訓練】美味しいおやつで意欲向上

両日とも穏やかなお天気に恵まれ、絶好の外出日和となりました。
公園に到着して皆様がまず楽しみにされていたのは、青空の下での「おやつタイム」です。
今回は、甘〜いシュークリームやワッフルをご用意!
この日は11月後半とは思えないほどの陽気で、中には「暑いくらいやね」という声も聞かれるほど。
そんなポカポカ陽気の中、お茶やコーヒーを片手に楽しむ談笑は格別です。
「外で食べると、いつもより美味しいなぁ」
そんな声が飛び交い、ベンチには自然と笑顔の輪が広がります。
リラックスして会話を楽しむことは、心の健康(メンタルケア)にとって何よりの栄養です。
【外出支援の事例】「1年ぶり」「50年ぶり」それぞれのドラマ

今回の外出では、ただ公園に行くだけではない、利用者様の人生に寄り添う素敵なエピソードがありました。
1. 入院後初めての「自分の足」での散策
ある利用者様は、入院前まではご自身で歩いてスーパーへ買い物に行かれるなど、活動的に過ごされていました。
しかし、退院後は車椅子での移動が中心となり、外出の機会も減ってしまっていました。
今回のイベントでも念のため車椅子を準備していましたが、公園の空気に背中を押されたのか、「歩いてみる」とご自身の足で散策を始められました。
「久しぶりにこんなに歩けた」 そう仰るその方の表情は、かつての自信を取り戻したかのように輝いていました。
環境が変われば、眠っていた力が引き出されるのです。
2. 40〜50年ぶりの再訪と「回想法」
また、別の利用者様からはこんな言葉が。
「ここへ来るのは40年、いや50年ぶりかもしれへん」
お子様がまだ小さかった頃、よくこの久宝寺緑地へ遊びに来られていたそうです。
「あの頃はここで子供を遊ばせてな…」 懐かしい景色を眺めながら、当時の思い出話に花を咲かせてくださいました。
このように過去の楽しい記憶を語ることは**「回想法」**とも呼ばれ、脳の活性化や認知症予防、情緒の安定に非常に効果的です。
【男女の違い】「きれいな花」と「懐かしいどんぐり」が訓練になる

おやつの後は、いよいよ公園内の散策(歩行機能訓練)です。
ここでも、利用者様それぞれの「個性」が足を動かす原動力になりました。
女性陣は「お花」に夢中
「見て、あの花きれい!」
「なんていう名前の花やろうね?」
女性の利用者様たちは、花壇の色とりどりの花々に目が釘付け。
「きれいねぇ」と言い合いながら、自然と会話が弾み、花を見るためにさらに奥へと足が進みます。
いくつになっても美しいものを愛でる心は変わりません。
男性陣は「童心」に帰る(屈伸運動の効果も)
一方で男性の利用者様たちが夢中になっていたのは、足元の「秋」でした。
落ち葉を踏みしめる音を楽しんだり、どんぐりを拾い集めたり。
「昔はこういうのでよう遊んだもんや」 と、拾ったどんぐりをスタッフに見せながら、子供時代の遊びを懐かしそうに教えてくださいました。
どんぐりを拾う動作は、自然な形での屈伸運動になり、足腰の筋力維持に繋がります。
「気づけば歩いていた」が理想の機能訓練

花を探して歩く方、どんぐりを探してしゃがみこむ方。 対象は違っても、皆様に共通しているのは**「自分から体を動かしている(能動的な活動)」**という点です。
平らな室内をただ歩くだけの訓練は退屈ですが、興味のあるものを追いかけている時は、凸凹のある公園の道も苦になりません。 結果として、普段の生活では出せないような歩数を、楽しみながら稼ぐことができました。
白ゆりグループで「人生を楽しむ」支援を

今回の久宝寺緑地への外出は、単なる運動不足の解消だけでなく、利用者様の「自信の回復」や「思い出の再確認」に繋がる、とても意義深い時間となりました。
大阪市平野区の白ゆりグループでは、ただ身体機能の維持を目指すだけでなく、その人らしい楽しみや興味を大切にした支援を行っています。
「うちの家族も、こんな風に楽しんでほしい」 そう思われた方は、ぜひ一度見学にお越しください。
私たちと一緒に、笑顔になれる時間を過ごしましょう!
