子どもの自信を育てる遊びと成功体験|小さな「できた!」を増やす工夫【第3弾】
- 「できた!」という経験を、どうやって増やせばいいのでしょうか?
- ① まずは「少し頑張ればできそう」な遊びから始めましょう
- ② 運動遊びは「昨日の自分」と比べてみましょう
- ③ 「自分で選べた!」も大切な成功体験です
- ④ 「できない」ときは、遊びの方法を変えてみましょう
- ⑤ 家庭のお手伝いにも「できた!」が隠れています
- ⑥ 「失敗しても続けられる遊び」を取り入れましょう
- ⑦ 「できたこと探し」を親子で楽しんでみましょう
- 家庭で楽しめる!自信を育てるおすすめの運動遊び3選 🎈
- 「できた!」を増やすときに、気をつけたいこと
- 小さな一歩が「またやってみたい」につながります
- お子さまの「やってみたい!」を一緒に応援しませんか?😊
「できた!」という経験を、どうやって増やせばいいのでしょうか?

「うちの子、何をするにも『できない』と言ってしまう…」
「新しい遊びに誘っても、失敗を怖がって参加しない」
「もっと自信を持って、いろいろなことに挑戦してほしい」
そんな思いを抱えている保護者の方はいらっしゃいませんか?
お子さまの自信を育てるために「成功体験が大切」と聞くことはあっても、実際に何をすればよいのか迷ってしまいますよね。
難しいことに挑戦させたほうがいいのか。
簡単なことから始めたほうがいいのか。
できなかったときは、どう声をかければいいのか。
特に、失敗への不安が強いお子さまの場合、良かれと思って誘った遊びが、かえって負担になってしまうこともあります。
しかし、成功体験は、難しい課題をクリアしたときだけに生まれるものではありません。
「やってみた」「自分で選べた」「昨日より少し進めた」「困ったときに助けを求められた」
こうした日常の小さな経験も、お子さまが自分の力に気づくきっかけになります。
第1弾では、自信が持てない背景について、第2弾では家庭でできる声かけについてお伝えしました。
今回の第3弾では、大阪市東住吉区の児童発達支援・放課後等デイサービス「運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉」から、子どもの自信を育てる遊びと成功体験のつくり方をご紹介します。
大切なのは、無理に「できる子」にすることではなく、お子さま自身が「これならやってみようかな」と思える機会を増やすことです。

① まずは「少し頑張ればできそう」な遊びから始めましょう

成功体験を増やそうとすると、つい新しいことや難しいことに挑戦させたくなるかもしれません。
しかし、最初から難しすぎる活動では、
「やっぱりできなかった」
という気持ちが強くなる場合があります。
反対に、簡単すぎる活動では物足りなく感じることもあります。
そこで意識したいのが、お子さまにとって「少し頑張ればできそう」と感じられる難しさです。
例えば、ボール遊びなら、
- 最初は近い距離で転がし合う
- 慣れたら両手でキャッチする
- できそうなら少し距離を広げる
と、段階を分けてみましょう。
最初から遠くへ投げたり、難しいキャッチに挑戦したりする必要はありません。
「ボールを見られたね」
「両手を出せたね」
「さっきより近くで受け取れたね」
と、一つひとつの変化に目を向けることが大切です。
うまくいかない場合は、距離を短くしたり、大きくて柔らかいボールに変えたりしてもよいでしょう。
遊びをお子さまに合わせて調整することは、甘やかしではありません。
安心して挑戦できる環境をつくるための工夫です。

② 運動遊びは「昨日の自分」と比べてみましょう

運動遊びは、自分の変化に気づくきっかけをつくりやすい活動の一つです。
例えば、床にテープで一本の線を引いて、その上を歩く遊び。
最初は大人と手をつないで歩く。
慣れたら一人で数歩進んでみる。
さらにできそうなら、ゆっくり最後まで歩いてみる。
このように段階を分けると、同じ遊びの中でもさまざまな挑戦ができます。
ここで大切なのは、友達やきょうだいと比べないことです。
「○○ちゃんは一人で歩けるよ」
ではなく、
「前は手をつないでいたけど、今日は一人で3歩進めたね」
と、その子自身の変化を伝えましょう。
ただし、毎回記録を更新する必要はありません。
疲れている日や気分が乗らない日は、前回より難しく感じることもあります。
できた日も、難しかった日も、安心して参加できることを大切にしたいですね。

③ 「自分で選べた!」も大切な成功体験です

成功体験というと、何かが上手にできたことを想像しがちです。
しかし、自分で考えて選び、その選択を尊重してもらう経験も大切です。
例えば、家庭で遊ぶとき、
「ボール遊びと積み木、どっちにする?」
「赤い風船と青い風船、どちらを使いたい?」
「先にジャンプする?それともトンネルをくぐる?」
と、二つの選択肢を用意してみましょう。
お子さまが選んだら、
「ボール遊びにしたんだね」
「自分で決められたね」
と、その選択を受け止めます。
自分の考えが尊重される経験は、「自分の気持ちを伝えていいんだ」と感じるきっかけになります。
もちろん、安全に関わることなどは大人が決める必要があります。
また、選ぶこと自体が難しいお子さまには、写真や実物を見せたり、選択肢を減らしたりする工夫もできます。

④ 「できない」ときは、遊びの方法を変えてみましょう

例えば、お子さまが輪投げに挑戦したものの、なかなか輪が入りません。
何度やっても成功せず、
「もう嫌!」
となってしまったとします。
そんなとき、
「もう少し頑張って!」
と繰り返すだけでは、負担が大きくなる場合があります。
そこで、
輪を投げる距離を短くする。
的を大きくする。
輪を手で持って近くから入れる。
大人と一緒にやってみる。
など、方法を変えてみましょう。
「本来のルールでできなかったから失敗」ではありません。
その子に合った方法を見つけることも、活動の大切な目的です。
「この距離なら入ったね!」
「近くからやったらできたね!」
と、成功した方法を一緒に確認してみましょう。
少しずつ自信がついてきたら、本人の希望に合わせて難しさを調整していくこともできます。

⑤ 家庭のお手伝いにも「できた!」が隠れています

自信につながる経験は、特別な遊びだけではありません。
日常生活の中にも、たくさんの機会があります。
例えば、
食卓にお箸を並べる。
洗濯物をかごに入れる。
靴をそろえる。
自分の水筒を準備する。
使ったおもちゃを片付ける。
こうしたお手伝いも、お子さまにとって大切な経験になります。
最初は大人と一緒でも構いません。
「お箸を並べてくれて助かったよ」
「自分で水筒を持ってきたんだね」
「一緒に片付けてくれてありがとう」
と、行動を具体的に伝えてみましょう。
ここで意識したいのは、お手伝いができたときだけ認めるのではなく、日頃からお子さまの存在や気持ちを大切にすることです。
「役に立てた」という経験はうれしいものですが、役に立てない日があっても、その子の価値が変わるわけではありません。

⑥ 「失敗しても続けられる遊び」を取り入れましょう

自信を育てるためには、成功する経験だけでなく、うまくいかなくても安心してやり直せる経験も大切です。
例えば、積み木を積む遊び。
高く積もうとして崩れてしまっても、
「崩れちゃったね」
「次はどう積んでみようか?」
と、一緒に考えることができます。
紙飛行機を飛ばす遊びでも、
「思ったより飛ばなかったね」
「折り方を変えてみる?」
と試行錯誤できます。
大切なのは、失敗したときにすぐ正解を教えることではありません。
本人が困っている様子なら、
「手伝おうか?」
「一緒に考えてみる?」
と声をかけ、必要な支援を選べるようにしましょう。
また、失敗して悔しがっているときは、無理に続けさせなくても構いません。
少し休んでから再挑戦する。
今日は終わりにする。
別の遊びに変える。
それも、自分に合った方法を選ぶ経験になります。

⑦ 「できたこと探し」を親子で楽しんでみましょう

一日の終わりに、親子で小さな「できたこと」を振り返るのも一つの方法です。
ただし、「今日は何ができた?」と聞かれることが負担になるお子さまもいます。
その場合は、大人から自然に話してみましょう。
「今日は一緒にお料理できて楽しかったね」
「公園で新しい遊具を見に行けたね」
「困ったときに教えてくれたね」
といった言葉です。
また、必ずしも「できたこと」だけを探す必要はありません。
「今日、楽しかったことは?」
「うれしかったことは?」
「またやりたいことはある?」
と、気持ちに目を向ける時間にしてもよいでしょう。
自己肯定感は、毎日成果を出すことで育つものではありません。
うまくいかなかった日にも安心して過ごせること、自分の話を聞いてもらえることも大切です。

家庭で楽しめる!自信を育てるおすすめの運動遊び3選 🎈
ここでは、家庭で取り入れやすく、難しさを調整しやすい運動遊びを3つご紹介します。
1.風船キャッチ

遊び方
風船を軽く上に投げ、落ちてくるところを両手でキャッチします。
最初は大人が近くから渡したり、一緒にキャッチしたりしてもよいでしょう。
慣れてきたら、少し高く上げたり、親子で交互に打ち返したりして楽しめます。
声かけの例
「風船をよく見ていたね!」
「さっきより長く続いたね!」
「自分でキャッチできたね!」
※周囲の物にぶつからないよう、安全な場所で行いましょう。
2.おうちサーキット

遊び方
床にテープで線を引いたり、クッションを並べたりして、簡単なコースをつくります。
「線の上を歩く」
「クッションをまたぐ」
「ゴールでタッチする」
など、2〜3種類の動きを組み合わせます。
最初は短いコースから始め、慣れてきたら本人と相談しながら変えてみましょう。
声かけの例
「自分でコースを選べたね!」
「最後まで進めたね!」
「難しいところは手伝ってって言えたね!」
※滑りやすい物や不安定な台は避け、転倒に注意しましょう。
3.的当てボール遊び

遊び方
柔らかいボールを使って、箱や大きな的に向かって投げます。
最初は近い距離から始め、入ったら少しずつ距離を変えてみましょう。
投げることが難しい場合は、転がして当てる方法でも構いません。
声かけの例
「的をよく見て投げていたね!」
「自分で場所を決められたね!」
「違う投げ方を試してみたんだね!」
勝敗をつけず、親子で楽しむ遊びとして取り入れるのもおすすめです。
「できた!」を増やすときに、気をつけたいこと
ここまで、家庭でできる遊びや関わり方をご紹介してきました。
ただし、成功体験を増やそうとするあまり、
「今日は何かできるようにならなければ」
「昨日より成長しなければ」
と、大人も子どももプレッシャーを感じてしまっては本末転倒です。
大切なのは、毎日新しいことができるようになることではなく、安心して自分のペースで取り組めることです。
今日は挑戦する日。
明日は好きな遊びを楽しむ日。
疲れている日は休む日。
そんな日があってもよいのです。
また、運動が苦手なお子さまにとっては、身体を動かすこと自体に不安がある場合もあります。
そのようなときは、無理に難しい運動へ誘うのではなく、本人が楽しめる動きや活動から始めましょう。
「できた!」を増やすことと同じくらい、「できなくても大丈夫」と感じられることを大切にしたいですね。
小さな一歩が「またやってみたい」につながります
今回の第3弾では、子どもの自信を育てる遊びや成功体験のつくり方をご紹介しました。
第1弾では、自信が持てない子どもの気持ちや背景について。
第2弾では、家庭でできる声かけと関わり方について。
そして第3弾では、遊びや日常生活の中で小さな「できた!」を積み重ねる工夫についてお伝えしました。
大切なのは、何でもできるようになることではありません。
「やってみようかな」
「少しできた!」
「難しかったけど楽しかった」
「次は違う方法でやってみよう」
そんな気持ちが生まれる経験を、その子のペースで増やしていくことです。
そして、うまくできなかった日にも、
「あなたは大切な存在だよ」
という思いが伝わる関わりを大切にしていきたいですね。
お子さまの「やってみたい!」を一緒に応援しませんか?😊
運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉では、お子さま一人ひとりの発達や特性に合わせながら、運動療育やさまざまな活動を通して、挑戦する楽しさや小さな達成感を経験できるよう支援しています。
「運動が苦手で自信が持てない」
「新しいことに挑戦するのを嫌がる」
「失敗するとすぐに諦めてしまう」
「家庭でどんな遊びを取り入れればよいか分からない」
そんなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉では、お子さまの得意なことや興味のあることを大切にしながら、その子に合った活動や関わり方を一緒に考えていきます。
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運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉
所在地:大阪市東住吉区照ヶ丘矢田3-2-1
サービス:児童発達支援・放課後等デイサービス

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