白ゆりグループサッカー大会参加レポート⚽️【ぽぷらの樹東住吉】

白ゆりグループ

子どもたちの笑顔がはじけた、運動療育イベントとは?

お子様の放課後、どこでどんなふうに過ごしているのか、日々気になっていませんか?
「学校が終わったあとの時間、安心して過ごせる場所はあるかな…」「せっかくの放課後、もっと有意義に使えたらいいのに」と感じておられる保護者の方も多いのではないでしょうか。

最近ではゲームや室内遊びが中心になり、外で身体を動かす機会が少なくなっているという声もよく耳にします。
「もっと元気に外遊びをしてほしい」「協調性やチャレンジ精神を育ててあげたい」——そんな思いに、私たちも共感しています。

そこで、白ゆりグループの**放課後等デイサービス(児童の事業所)**では、日頃から一緒に過ごしている子どもたちを対象に、合同でのサッカー大会を企画しました!⚽✨
会場は、屋内型フットサル施設「スポーツパームまつばら」。ぽぷらの樹東住吉では未就学児〜高校2年生までの約15名が参加し、安心・安全な環境の中で、思いきり身体を動かしながら交流を深めました。

「ゴールを決めて初めて笑顔を見せてくれた」「試合後に自然とハイタッチしていた」など、成長を感じる場面がたくさんありました。
保護者の方からも、「普段とは違う表情が見られて嬉しかった」「家でも今日の話をずっとしてくれました」など、たくさんの感動の声をいただいています💬

今回のイベントは、「運動を楽しむ」「仲間とつながる」「達成感を味わう」という療育的な意図のもとで実施されました。
この記事では、サッカー大会の様子や子どもたちの反応、そして見学・体験のご案内について詳しくご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください😊

🧑‍🤝‍🧑 さまざまな年齢が交じり合う“交流の場”

今回のサッカー大会には、5歳の未就学児から高校2年生まで、幅広い年齢層の子どもたちが参加しました。総勢15名の子どもたちは、日頃はそれぞれ異なる事業所で活動している仲間たち。
初めは少し緊張した様子も見られましたが、スタッフの丁寧な声かけや、共通の「サッカー」という遊びを通じて、徐々に表情が和らいでいきました。

ウォーミングアップでは、試合に入る前に**「ぽぷら体操」と「ぽぷらストレッチ」**を入念に行いました。
これは、白ゆりグループの放課後等デイサービスで日頃から取り入れている運動前のルーティン。音楽に合わせて体を伸ばしたり、関節をしっかり動かしたりすることで、身体の緊張がほぐれ、自然と気持ちもリラックスしていきます😊

「体があったまってきた〜!」「ストレッチ楽しい!」といった声があがり、緊張気味だった子どもたちの表情も次第に柔らかくなっていきました。
いつもの慣れ親しんだ動きを取り入れることで、安心感が生まれ、その後のサッカーゲームにも前向きな気持ちで取り組むことができたようです。

特に印象的だったのは、高学年の児童が低年齢のお子さんにやさしく接していた場面です。
「もう少しゆっくり蹴ったら届くよ」とアドバイスしたり、「一緒にやろう」と手を差し伸べたり——まるで兄弟のような関わりがあちこちで見られました。

また、グループ分けの時間には、「〇〇くんと一緒のチームがいい!」「△△ちゃん、がんばろうね」といった声が聞かれ、年齢や事業所を越えた“仲間意識”が生まれていたことを感じました。

サッカーというスポーツは、ただ体を動かすだけでなく、チームでの協力や声かけ、一緒に喜ぶ・励まし合うといった社会的スキルを自然に育む場でもあります。

スタッフ側も、「この子がこんなに積極的に他の子と関わるとは思わなかった」「普段は緊張してしまう場面でも、今日はリラックスして取り組めていた」と、子どもたちの“成長の芽”をしっかりと感じることができました。

このように、サッカー大会は単なるイベントではなく、子どもたちが「他者と関わることの楽しさ」や「自分も役に立てる」という自己肯定感を実感できる大切な機会になったのです。

⚽「がんばれ!ナイスシュート!」——試合中の一体感

本番のミニゲームが始まると、子どもたちの表情は一気に“本気モード”に。
「がんばれー!」「ナイスパス!」といった声が会場中に響き渡り、応援する子・プレーする子、そしてスタッフも一緒に熱気に包まれていきました。

ある試合では、普段はおとなしい性格の低学年の男の子が、初めてのシュートを決める場面がありました。
その瞬間、会場がどよめき、見守っていたスタッフと保護者からも拍手が✨
驚きと喜びの混ざった表情で立ち尽くすその子のもとに、年上の子たちが走り寄り、「やったな!」「ナイスゴール!」と声をかけながらハイタッチ。
その光景は、まさに“チーム”そのものでした。

また別のチームでは、作戦タイムになると高学年の児童が自らリーダー役を引き受け、
「次はパスを回して、〇〇くんにシュートさせてみよう」
「ゴール前に誰か残っておこうか」
といった具体的な提案が飛び交い、低学年の子たちも「わかった!」「やってみる!」と積極的に応えていました。

中には、「さっきはシュート惜しかったね。でも、次いけるよ!」と励ましの声をかけてくれる子もいて、大人顔負けのチームワークに、スタッフ一同思わず目を細めました。

試合が終わったあとは、勝ち負けにかかわらずお互いに拍手を送り合う姿も。
子どもたち自身が「勝つこと」だけでなく、「一緒に頑張ること」「協力して楽しむこと」の大切さを、自然と感じ取っているようでした。

この一体感と盛り上がりは、単なる遊びを超えた、子どもたちの“心の成長”の証です。
そして、それを支えるのは、お互いを認め合う空気、安心して挑戦できる環境、そして何より“楽しい”という気持ちでした。

🌟 印象的だったエピソード

サッカー大会の中では、子どもたちの“心の動き”が感じられる、感動的な場面がいくつも見られました。

ひとつは、ある低学年の男の子が、試合中に「負けそう…」とポツリとつぶやき、目に涙を浮かべたときのこと。緊張と悔しさが入り混じった表情で立ちすくんでいたその子に、同じチームの年上の男の子がすかさず駆け寄り、「大丈夫!一緒にがんばろう!」と励ましの声をかけました。
その言葉にうなずいた男の子は、試合に戻って再びボールを追いかけ始めました。たったひと言の声かけが、仲間を勇気づける力になる——そんな尊い瞬間でした。

また、試合と試合の合間の休憩時間には、子どもたち同士で飲み物を「どうぞ」と渡し合ったり、「今日、めっちゃ楽しいな!」とにこやかに話す姿も。
スタッフが「この子たち、今日初対面だったんですよ」と驚く場面も多くあり、サッカーを通じて“心の距離”が一気に縮まっていったのがよくわかりました。
年齢や普段の所属が違っても、共通の体験を通してすぐに打ち解けていく子どもたちの柔軟さと優しさに、私たちも学ばされました。

さらに、会場で応援してくださっていた保護者の皆さまからも、たくさんの嬉しいお声が届いています。
「普段は人前で緊張してしまう子なのに、今日は堂々とプレーしていて驚きました」
「こんなに楽しそうに他の子と関わる姿を見られたのは初めてで、本当に嬉しかったです」
といった感想からも、このイベントが“子どもたちの新たな一面”を引き出すきっかけになったことが伺えました。

子どもたちの成長の種は、こうした一つひとつの小さな出来事の中に確かに芽吹いています。
そして、それに気づき喜び合える場があることこそ、私たち支援者にとっても大きな励みとなっています。

💡 運動療育の力、ここにあり!

今回のサッカー大会を通して、私たちスタッフは改めて実感しました。
それは、「運動には、子どもたちの心と体の成長を引き出す、大きな力がある」ということです。

ボールを追いかける、仲間と声をかけ合う、ゴールを決めた瞬間にガッツポーズをする——
こうしたひとつひとつの行動には、表面的な“遊び”を超えた深い意味があります。

例えば、ゴールに向かってボールを蹴るというシンプルな動作でも、実はバランス感覚や瞬発力、目と手足の協応(きょうおう)といった複数の発達要素が関係しています。
そして何より、「やってみよう」「もう一度挑戦してみたい」と思える気持ちは、子どもたちの“自己発揮”を育てる上で非常に重要な原動力となります。

また、仲間と一緒にプレーする中で、
「順番を守る」「相手の動きを見る」「声をかける」「気持ちを伝える」など、社会生活の中で必要となるスキルを、自然なかたちで学ぶことができます。

運動療育の最大の魅力は、「楽しみながら、いつの間にか学んでいる」という点にあります。
誰かに強制されるのではなく、自ら進んで取り組みたくなる環境こそが、子どもたちの可能性を伸ばす大きな鍵なのです。

そして今回のサッカー大会は、まさにその環境を体現したイベントでした。
成功体験の積み重ねは、自信へとつながり、自信は次への意欲を育みます。
「自分にもできた!」「またやってみたい!」という気持ちは、今後の生活や学びの土台にもなっていきます。

このようなイベントは決して“楽しい一日”で終わるものではなく、日々の支援や個別療育ともつながる、“生きた学びの場”なのです。

🌟 ご興味のある方へ:見学・体験受付中です!

今回ご紹介したサッカー大会のように、白ゆりグループの放課後等デイサービスでは、お子さまの「楽しい!」「できた!」「もっとやってみたい!」を引き出すような、さまざまな取り組みを行っています。

日々の支援はもちろん、今回のような特別イベントでも、子どもたちの興味や得意を伸ばし、仲間との関わりや挑戦する経験を通して、自然に社会性や自信が育つよう丁寧にサポートしています。

「普段の活動の様子はどうなっているんだろう?」
「うちの子が楽しんで通える場所か、見てみたい」
「子どもに合った支援をしてもらえるか、話を聞いてみたい」

そんな思いをお持ちの保護者さまへ、見学・体験利用を随時受け付けております
まずは実際の雰囲気や子どもたちの表情、スタッフとのやりとりを見ていただきながら、不安や疑問を解消していただけたらと思います。

「最初は見学だけでも大丈夫ですか?」
「きょうだいが一緒に来ても大丈夫でしょうか?」
といったご相談も、もちろん大歓迎です。どうぞご遠慮なくお問い合わせください😊


お問い合わせ・ご見学はこちら

皆さまからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております🌸
「まずは話を聞いてみたい」という方も、お気軽にどうぞ!

Recommend
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました