発達障がいかもしれない…大阪で“どこに相談すればいいの?”悩んだときの相談先ガイド

「発達がちょっと気になる…」
「同じ年齢の子と比べて、なんだかうちの子は違う気がする」
「園や学校の先生に“様子を見ましょう”と言われたけど、それってどういう意味…?」

こうした悩みをひとりで抱えていませんか?
子どもの成長は一人ひとり違う──そうは分かっていても、「もしかして発達障がいかもしれない」と感じたとき、保護者の方の心には不安が押し寄せます。
でも、「発達障がいかも」と感じたからといって、すぐに診断が必要なわけでも、何かを決断しないといけないわけでもありません。
まず大切なのは、「ちょっと気になる」を“そのままにしない”こと。
そして、「誰かに相談してみよう」と思えた時に、信頼できる相談先を知っておくことです。
とはいえ、インターネットで調べてみても「結局どこに電話すればいいのかよく分からない」「行政と民間の違いもピンとこない」と感じる方も多いのではないでしょうか?
中には、「いきなり相談に行って、もし“問題ない”って言われたらどうしよう…」と心配になる方もいらっしゃいます。
でもご安心ください。
今は、「診断がついていなくても」「困りごとがはっきりしていなくても」相談できる窓口が、行政・民間ともにしっかりと用意されています。
この記事では、大阪市内で利用できる行政の公的な相談窓口と、実際にお子さまの支援を行う民間の療育事業所の両方をわかりやすくご紹介します。
「何から始めればいいかわからない…」という方でも、この記事を読めば、明日すぐにできる“最初の一歩”が見つかるはずです。
大阪市内の行政相談先まとめ
「相談したいけど、どこに電話すればいいの?」
「専門的なことを聞かれてもわからないし、ハードルが高そう…」
そう感じる方も多いかもしれません。
でも実際には、行政には「ちょっと気になる」程度でも気軽に相談できる窓口が複数あります。
ここでは、大阪市内で利用できる主な行政相談窓口を、目的別に分かりやすくご紹介します。
🏢 大阪市発達障がい者支援センター「エルムおおさか」

「発達障がいのことを詳しく相談したい」「制度や支援について知りたい」
そんなときに頼れるのが、大阪市が設置している専門の支援センターです。
🌱 どんなところ?
エルムおおさかは、大阪市内に住む発達障がいのある方と、そのご家族を対象に支援を行っている公的機関です。
特にお子さまのことで悩まれている保護者の方に対して、発達段階に応じた相談や情報提供、就園・就学支援、関係機関との連携など、幅広いサポートを行っています。
📞 相談の流れは?

相談は基本的に事前予約制です。
初めての方でも、電話で丁寧に状況を聞き取ってもらえます。保護者の「なんとなく不安なんです」という言葉から始めて大丈夫です。
📌 情報まとめ
- 対象:大阪市在住の発達障がいのある方(子ども〜大人まで)とそのご家族
- 内容:発達に関する悩み、支援制度の案内、進学・進路・就労の相談など
- 電話番号:06-6797-6931(要予約)
- 受付時間:平日 9:00~17:30
- 公式ページはこちら
🏥 地域の保健センター・子育て支援窓口
「健診の時に気になることが出てきた」
「言葉が遅れている気がするけど、どこに聞けばいいかわからない」
そんなときに役立つのが、地域の保健センターや子育て支援の窓口です。
👶 保健センターとは?
乳幼児健診(4ヶ月・1歳半・3歳など)を行う場所で、お子さまの発育や発達のチェックポイントになります。
もし健診で「言葉が少ない」「目が合いにくい」「指差しがない」などの気になるサインが見られた場合は、保健師さんから個別相談を勧められることもあります。
また、健診に限らず、「気になることがある」と保護者側から連絡をして相談することも可能です。
🧸 子育て支援窓口では…
子育て世帯を支える地域資源として、子育て支援センターや子ども・子育て支援室なども各区に設置されています。
子育て全般の相談に加え、発達に関する悩みにも応じてくれるため、保育園・幼稚園に通っていないお子さまの場合も利用しやすい窓口です。
🎓 学校・園での相談
「保育園や幼稚園の先生から“ちょっと気になりますね”と言われた」
「小学校で先生に相談したら“様子を見ましょう”と言われたけど、不安が消えない」
こうしたケースも少なくありません。
学校や園で子どもの様子が心配された場合、担任の先生や園の保育士さん、スクールカウンセラー、特別支援教育コーディネーターなどが連携して対応する体制があります。

📚 具体的にどう相談する?
まずは担任の先生に「最近気になることがあって…」と率直に話してみることから始まります。
学校側でも、教育委員会の「教育相談センター」や「通級指導教室」「特別支援学級」など、さまざまな支援制度がありますので、必要に応じて提案されることもあります。
このように、大阪市内には多様な公的相談窓口が整備されており、誰でも利用できます。
「こんなこと相談してもいいのかな…」と思うようなことでも、まずは一度、話してみることが何よりの第一歩です。
民間の療育事業所で受けられる支援とは?
行政窓口での相談や案内を経たあと、多くのご家庭が次に考えるのが「実際に支援を受ける場所」についてです。
そのときに選択肢として挙がるのが、児童発達支援や放課後等デイサービスといった、民間の療育事業所です。
では、こうした民間の療育施設では、どのようなことが行われているのでしょうか?
一言でいうと、「子ども一人ひとりの特性や困りごとに応じた、日常的なサポートと発達支援」です。
例えば──
- 落ち着いて座ることが難しい子どもに、身体を動かす活動を通じて“集中する力”を育てる支援
- 言葉でのやりとりが苦手な子どもに、絵カードやジェスチャーを使って“伝える喜び”を経験させる支援
- 友達との関わりが難しい子どもに、少人数のグループ活動で“ルールと関係性”を学ぶ支援

こうした支援は、遊びや運動、創作活動、音楽活動といった、子どもにとって自然な活動の中で提供されます。
大切にされているのは、「無理に“できるようにさせる”のではなく、“できること”を見つけて伸ばす」という視点です。
また、療育事業所では家庭や園・学校との連携も重視されており、保護者の方とこまめにやりとりをしながら、支援の方向性を一緒に考えていきます。
「合う場所」が見つかることが、何よりの安心に
療育事業所と一口に言っても、その特色や支援のスタイルはさまざまです。
運動に力を入れているところもあれば、コミュニケーションや学習支援に特化しているところもあります。
だからこそ大切なのが、実際に見学して、スタッフの雰囲気やプログラム内容を知ること。
「この場所なら子どもが安心して過ごせそう」「この先生となら、色々相談できそう」――
そんなふうに思える“居場所”を見つけられたとき、保護者の不安は少しずつ、安心へと変わっていきます。
ここでは、大阪市東住吉区で運営されている白ゆりグループのクライムアップから、
就学前のお子さまにおすすめの【つぼみ教室】と、小学生以上のお子さま向けの【桑津教室】という2つの事業所をご紹介します。
それぞれの子どもたちに合わせたサポートの内容や、どんな風に活動が行われているのか、具体的に見ていきましょう。
🧒 児童発達支援をご希望の方へ
▶ 就学前のお子さまには【クライムアップつぼみ教室】
- 正式名称:就学支援型児童デイクライムアップつぼみ教室
- 所在地:大阪市東住吉区駒川1-9-3
- サービス種別:児童発達支援・放課後等デイサービス
- 電話番号:06-6777-5163
「同じ年齢の子と比べて、ことばがゆっくり」
「お友達と遊ぶのが苦手で、すぐに一人になってしまう」
「指示が通りにくくて、園で困っている様子がある」
そんな、就学前のお子さまの“ちょっと気になる”行動や様子に寄り添い、日々の活動を通じて発達を支援しているのが【クライムアップつぼみ教室】です。
対象は主に3歳〜6歳の未就学児。
小さなお子さまが安心して過ごせるよう、スタッフが温かく丁寧に関わりながら、一人ひとりの個性やペースを大切にした療育を行っています。
🌱 支援内容の特徴
つぼみ教室では、運動・遊び・音楽・制作・リズム活動など、楽しみながら自然と発達を促すプログラムを数多く取り入れています。
例えば──
- 体の使い方がぎこちないお子さまには、バランス遊びやジャンプ運動などを通じて身体感覚や運動機能の発達を支援
- ことばがゆっくりなお子さまには、絵カードやジェスチャー、やり取り遊びを使って伝える力・聞く力を育てる
- 他児との関わりが難しいお子さまには、少人数グループで集団行動やルールを学ぶ体験を積み重ねていきます。
どの支援も「できる・できない」ではなく、「少しでも安心してチャレンジできる環境づくり」が基本方針です。
また、お子さまの変化を一番近くで見守る保護者の方との連携もとても大切にしており、日々の小さな成長を一緒に喜び合える関係性を築いています。
🎓 就学準備も、ひとりじゃない
「小学校にちゃんと通えるのか心配」
「座って話を聞くのが苦手で、授業が受けられるのか不安」
就学を控えたタイミングで、こうした悩みを抱える保護者の方もたくさんいらっしゃいます。
つぼみ教室では、就学前の子どもたちの“学校生活に向けた準備”も積極的にサポート。
日常の活動の中で、以下のような力を育てていきます👇
- 先生や友達とのやり取り(コミュニケーション力)
- お話を聞く・順番を待つ(ルール理解や集中力)
- 椅子に座る・カバンを持つ・トイレに行く(生活スキル)

これらを無理なく、楽しい雰囲気の中で少しずつ身につけていけるよう、個々の発達段階に応じて支援を行います。
🧑🧒「ここなら、子どもが笑って通える」と思っていただける場所へ

初めての療育に不安を感じている保護者の方も多いと思います。
「うちの子がこんなに笑っている姿、久しぶりに見た」
「“行きたい!”って言ってくれるようになった」
そんなお声を、これまでにもたくさんいただいています。
つぼみ教室では、お子さまが「自分らしく過ごせる場所」をつくることを第一に考えています。
そして、保護者の方にも「ここに相談してよかった」と思っていただけるよう、寄り添いながら支援を続けてまいります。
🎒 放課後等デイサービスをご希望の方へ
▶ 小学生以降のお子さまには【クライムアップ桑津教室】
- 正式名称:運動療育型児童デイクライムアップ桑津教室
- 所在地:大阪市東住吉区桑津2-6-23
- サービス種別:児童発達支援・放課後等デイサービス
- 電話番号:06-6713-5352
小学校に入ってから、「落ち着いて座っていられない」「友達とうまく関われない」「宿題がなかなか進まない」──
そんな学校生活での困りごとが表面化しやすくなるのが、就学後の時期です。
また、保護者の方からはこんな声もよく聞かれます。
「学校ではがんばってるけど、家に帰ると疲れてぐったり…」
「できる・できないの差が広がってきて、本人も苦しそう」
「怒ってばかりになってしまい、親子関係にも悩んでいる」
【クライムアップ桑津教室】は、そうした小学生〜高校生の発達に不安のあるお子さまと保護者の方をサポートする放課後等デイサービスです。
放課後や長期休みに通いながら、生活力・社会性・学習力など、将来に必要な“生きる力”を少しずつ育んでいきます。
💪 特徴は“運動療育”──遊びながら、心と体を整える
桑津教室の最大の特徴は、運動を取り入れた療育プログラム。
発達に課題を抱える子どもたちの多くは、姿勢の保持が難しかったり、感覚の過敏さ・鈍さがあったりと、日常生活での“身体の使い方”に課題を持っていることがあります。
そういった子どもたちにとって、ただ机に向かって勉強するだけではなく、身体を使って楽しく学ぶことが、とても効果的なのです。
桑津教室では、バランスボールやマット運動、サーキットトレーニングなどの活動を通して、
- 集中力の向上
- 姿勢や身体の使い方の改善
- 情緒の安定
- 自信の芽生え
などを目指します。
運動が得意な子も、ちょっと苦手な子も、それぞれのペースで楽しみながら取り組めるよう、経験豊富なスタッフが優しくサポートします。
📘 学習サポート・生活スキルの支援も充実
学校の勉強についていくのが難しい、宿題に時間がかかる、忘れ物が多い…。
こうした学習面の課題に対しても、桑津教室では個別対応を行っています。
- 宿題の見守り・声かけ
- タイムタイマーなどの視覚的な時間管理ツールの活用
- 課題の分割、集中しやすい環境づくり

また、将来を見据えた生活スキルの獲得支援も大切な取り組みのひとつです。
着替えや持ち物の準備、挨拶、身だしなみ、公共の場でのマナーなど、“自立への第一歩”となる経験を、日々の中で自然に積み重ねていけるように支援しています。
👫 友達との関係・社会性もゆっくり育てていきます
「他の子と一緒に遊べない」「すぐにトラブルになってしまう」「集団が苦手で緊張してしまう」
そんなお子さまに対しては、無理なく人との関わりを学べるよう、少人数のグループ活動やゲームを通した関係性づくりに取り組んでいます。

活動の中で「ありがとう」「ごめんね」「どうぞ」「あとでね」といった言葉を使う機会を増やしたり、
気持ちのコントロールを覚える“感情カード”を使った支援も行っています。
一度に何かを変えようとせず、「できた!」という小さな成功体験を積み重ねること。
それが、子どもの自己肯定感を育み、少しずつ社会との関わりを広げていく土台になります。
💬 保護者とのコミュニケーションも大切に

桑津教室では、支援の中心にお子さまを置きながら、ご家族との連携をとても大切にしています。
「学校では見せない姿が見られて安心した」
「家ではできなかったことが、教室ではできていて驚いた」
そんな声が聞けるよう、日々の様子を丁寧にお伝えし、必要に応じて家庭との連携も行っています。
「学校・家庭・療育」がつながることで、子どもたちの成長はもっと自然に、もっと力強くなっていきます。
まずは、お気軽にご相談ください
「うちの子、ちょっと気になるけど、まだ小さいし…」
「支援って聞くと、なんだか特別なことのようで踏み出しづらい」
「“様子を見ましょう”って言われたけど、本当に様子を見るだけで大丈夫なのかな…」
そんなふうに悩みながら、相談のタイミングを迷っている方も多いのではないでしょうか。
でも、子どもの発達について「気になる」と感じたその時点で、すでに“相談していいサイン”が出ていると言えるのかもしれません。
誰かに話すだけで、気持ちが軽くなったり、「次に何をすればいいか」が見えてくることもあります。
クライムアップつぼみ教室・桑津教室では、そんな保護者の皆さまの「まずは話を聞いてほしい」というお気持ちに、真摯に向き合っています。
ご相談の場では、専門スタッフが丁寧にお話をお伺いし、お子さまの特性やご家庭の状況に合った支援の方法をご提案します。
「いきなり通うのはちょっと不安」という方には、見学や無料体験を通じて、実際の活動の様子や雰囲気を知っていただくことも可能です。
「こういう場所があるんだ」と知っていただくだけでも、きっと安心につながるはずです。

焦らなくて大丈夫です。
ひとつずつ、一緒に考えていきましょう。
どんな小さなことでも構いません。どうぞ、お気軽にご相談ください😊
」見学・体験のご案内
「どんな雰囲気のところかな?」「うちの子に合うかな?」
そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。
実際の活動の様子を見ていただくことで、きっとイメージがぐっと具体的になるはずです。
🧒 就学前のお子さまに関するご相談は
**【就学支援型児童デイクライムアップつぼみ教室】**へ
お電話でのお問い合わせ: 06-6777-5163
お問い合わせフォームはこちら
🎒 小学生以上のお子さまに関するご相談は
**【運動療育型児童デイクライムアップ桑津教室】**へ
お電話でのお問い合わせ: 06-6713-5352
お問い合わせフォームはこちら
どんな小さなことでも構いません。まずは一歩、気軽にご連絡ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております😊
見学・体験のご案内

「どんな雰囲気のところかな?」「うちの子に合うかな?」
そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。
実際の活動の様子を見ていただくことで、きっとイメージがぐっと具体的になるはずです。
🧒 就学前のお子さまに関するご相談は
**【就学支援型児童デイクライムアップつぼみ教室】**へ
お電話でのお問い合わせ: 06-6777-5163
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🎒 小学生以上のお子さまに関するご相談は
**【運動療育型児童デイクライムアップ桑津教室】**へ
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スタッフ一同、心よりお待ちしております😊