🍁秋を感じる工作活動『紅葉灯篭づくり』~難しさの中に見えた子どもたちの達成感~
秋風が少しずつ涼しさを増し、道ばたの木々が赤や黄色に色づく季節になりました。
日中は心地よい陽ざしが差し込み、夕暮れ時にはふんわりとした灯りが恋しくなる、そんな穏やかな秋のひととき。
運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉でも、季節の変化を感じながら、子どもたちが“手で感じる秋”を楽しめるようにと、秋の工作活動を行いました🍂
今回のテーマは――「紅葉灯篭づくり」です。
折り紙で色とりどりの紅葉を切り抜き、それを厚紙で作った灯篭に貼りつけていくという、まさに“秋の光”を感じる作品づくり。
見た目は華やかですが、実はとても繊細で集中力のいる作業なんです。
ハサミを使って紅葉のギザギザした形を切り出す工程では、細かい指先の動きや力加減が大切。
そして厚紙をきれいに折って、立体的な灯篭の形に仕上げるには、慎重さと根気も求められます✂️

子どもたちは最初こそ「むずかしそう…」と不安そうな表情を浮かべていましたが、
「やってみよう!」「少しずつ頑張ってみるね」と一人ひとりが挑戦する姿がとても印象的でした。
完成した灯篭には、それぞれの個性があふれています。
赤やオレンジ、黄色など思い思いの色で彩られた紅葉が、優しい灯りに照らされると、まるで秋の森がふわっと光をまとうような幻想的な雰囲気に。
工作を通じて、季節の美しさと「できた!」という達成感を同時に味わうことができました✨
🍂ちょっと難しい?それでも「できた!」の笑顔がいっぱい!
工作の時間が始まると、子どもたちは材料を見つめながら少し緊張した表情を浮かべていました。
「これ、むずかしいかな?」「葉っぱの形、できるかな?」と小さな声でつぶやく子もいれば、
「やってみたい!」とハサミを手に取る子も。みんなの顔には、ワクワクと少しのドキドキが混じっていました🍂
紅葉の葉のギザギザを切る工程は、見た目以上に難しく、角をきれいに出すには細やかな指先のコントロールが必要です。
最初のうちは、線からずれてしまったり、途中で紙が破れてしまったりして、「あっ、失敗した…」と残念そうにする姿も見られました。
でも、職員がそっと隣に座り、「大丈夫、ここを少しずつ切っていこうね」「焦らずにゆっくりでいいよ」と声をかけながら一緒に進めるうちに、
少しずつ子どもたちの手の動きが安定していきました✂️
「できた!見て見て!」
そんな嬉しそうな声があちらこちらから聞こえてくる頃には、教室の空気が一気に明るくなりました。
自分で切った紅葉を見つめる子の目は、まるで本物の葉っぱのようにキラキラ輝いていました✨
仕上げに、切り取った紅葉を厚紙で作った灯篭に貼りつけます。
好きな位置にペタペタと貼っていくうちに、それぞれの個性がどんどん表れ、世界にひとつだけの“紅葉灯篭”が完成していきました。
職員が完成した灯篭を並べてみると、教室は一瞬でやわらかな秋色に包まれました。
窓から差し込む午後の日ざしが折り紙の紅葉をやさしく透かし、
赤やオレンジ、黄色の葉がまるで本物のように輝いて見えます。
「うわぁ〜!」「きれい!」と歓声が上がり、子どもたちの顔には満面の笑みが😊
光にかざしながら「ここが一番きれいに切れた!」「この色、もみじみたい!」と、
自分の作品を誇らしげに見せ合う姿がとても印象的でした。
「おうちに持って帰って飾る!」「ママにも見せたい!」と口々に話すその姿からは、
“自分の力で作り上げた”という確かな達成感と誇らしさが伝わってきました。
工作を通して感じた「むずかしい」「できた」「うれしい」という一連の感情は、
まさに子どもたちの心の成長そのもの。
挑戦する楽しさ、できる喜び、そしてそれを誰かに見てもらう嬉しさが、
この活動の中にぎゅっと詰まっていました🍁✨
🌟工作を通して育まれる力
今回の「紅葉灯篭づくり」は、ただ“ものを作る”だけの時間ではありません。
子どもたちにとっては、自分の手で形を生み出す喜びを感じながら、心と体を育てる大切な学びの時間でもありました🍁
折り紙で紅葉を切る動作は、見た目以上に繊細な作業です。
ハサミを持つ手の力加減、線に沿って切る集中力、紙を回しながらバランスを取る感覚…。
この一連の動きの中で、手先の巧緻性(こうちせい)や空間認知力が自然と養われていきます✂️
厚紙を折って灯篭の形を作る工程では、「折り目をそろえる」「面と面を合わせる」「形を崩さずに立たせる」といった
立体的な思考が求められます。
最初はうまく立たせられなかった子も、何度かやり直すうちに自分なりのコツをつかみ、
「こうすれば立つんだ!」「次はもっと上手にできそう!」と、試行錯誤を楽しむ姿が見られました。
さらに、紅葉をどの位置に貼るかを考える過程では、想像力やデザイン感覚も刺激されます。
「ここに赤い葉っぱを貼ろう」「オレンジを重ねたらきれいかな?」と、
自分のイメージを言葉にしながら形にしていく姿は、とてもいきいきとしていました🌈
このように、工作には「考える力」「やり抜く力」「工夫する力」がすべて詰まっています。
完成した灯篭に光をともした瞬間、子どもたちは一斉に笑顔に。
その表情には、「自分で作った!」という誇らしさがあふれていました✨
中には、何度も失敗しながらも諦めずに取り組み、
最後に完成した灯篭を手にした瞬間、思わず「やったー!」と声を上げる子も。
その小さな達成体験こそが、自己肯定感を育て、次の挑戦へとつながる大きな力になります。
そして、灯篭のあたたかな光を見つめる子どもたちの表情からは、
「がんばった分だけ、嬉しい気持ちが返ってくる」ということを、
しっかりと心で感じ取っているようでした。
この“感じる力”こそが、療育の中で何よりも大切にしている部分です。
ただ作るのではなく、考えて・感じて・達成する――その積み重ねが、
子どもたち一人ひとりの成長を確かなものにしていきます🌱✨
🏠あたたかな光に包まれて
すべての灯篭が完成すると、教室の机の上には、色とりどりの“秋”が並びました。
赤やオレンジ、黄色、茶色——子どもたちが思い思いに切り取った紅葉の葉が、厚紙で作った灯篭の面いっぱいに貼られています。
どれひとつとして同じものはなく、まるで秋の森を小さく切り取って並べたような光景でした🍂
作り終えた子どもたちは、自分の灯篭を手に取りながら「これ、ぼくが作ったやつ!」「ここの葉っぱ、うまく切れた!」と嬉しそうに見せ合いっこ。
最初は「むずかしい…」と言っていた子も、完成した作品を見つめながら、どこか誇らしげな表情を浮かべていました😊
職員が「みんなの灯篭を並べてみようか」と声をかけると、
子どもたちは慎重に、自分の灯篭を机の上にそっと並べます。
一列に並んだ灯篭を眺めながら、「きれいやなあ」「ほんまに紅葉みたい!」と自然に笑顔が広がりました。
透けるように貼られた折り紙の葉が、窓から差し込む午後の光を受けてほんのりと輝き、
そのやさしい色合いが教室いっぱいに広がります。
光が通り抜けるたびに、まるで本物の紅葉が風にゆれているようにも見え、
子どもたちはしばらくのあいだ、静かにその美しさを眺めていました。
「おうちにも飾りたい!」「家族に見せたい!」と話す子も多く、
自分の手で作った作品を誰かに見てもらいたいという気持ちが自然にあふれ出ていました。
この“誰かに見せたい”という想いは、自己表現の芽が育っている証拠です🌱
職員たちはそんな子どもたちの姿を見守りながら、
「最初は少し難しかったけど、最後までよくがんばったね」「とてもきれいにできたね」と声をかけました。
その言葉に、子どもたちはにっこり笑顔で「うん!」とうなずき、達成感いっぱいの表情を見せてくれました✨
ぽぷらの樹東住吉では、このように“作ること”を通して、子どもたちの中にある感性や表現力を大切にしています。
秋の紅葉灯篭づくりは、まさにそのひとつ。
季節を感じながら、自分のペースで丁寧に手を動かし、完成した作品を仲間と共有する——
そのすべてが、子どもたちの成長にとってかけがえのない時間です。
教室に並ぶたくさんの紅葉灯篭を見つめながら、
子どもたちも職員も、心の中がぽっと温かくなるような、そんな秋の一日となりました🍁✨
🌈見学・体験利用も随時受付中!
運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉では、運動を中心とした療育に加え、
季節に合わせた工作活動や音楽あそびなど、子どもたちの感性と「やってみたい!」という気持ちを大切にしています🍀
日々の活動の中では、子どもたち一人ひとりが自分のペースで挑戦し、
“できた!”という達成感を味わえるよう、職員全員で丁寧にサポートしています。
そのため、初めて来られるお子さまも、すぐに安心して過ごしていただけるあたたかな雰囲気があります😊
「うちの子、人との関わりが少し苦手なんです…」
「運動が好きだけど、落ち着いて取り組める場所があるのかな?」
そんな保護者の方の不安にもしっかり寄り添いながら、
お子さまの得意なことや好きな活動を見つけ、一緒に伸ばしていくことを大切にしています。
見学では、実際に活動している様子をご覧いただき、教室の雰囲気やスタッフの関わり方を感じていただけます。
また、体験利用では短時間のプログラムにご参加いただき、
「どんなサポートをしてもらえるのか」「お子さまがどんな表情で過ごすのか」などを
直接見ていただくことができます。
保護者の方からは、
「子どもが楽しそうに過ごしていて安心しました」
「家でも“また行きたい!”と言ってくれました」
という嬉しいお声をたくさんいただいています✨
ぽぷらの樹東住吉は、地域の皆さまにとって“安心して通える居場所”でありたいと願っています。
子どもたちが笑顔で学び、のびのびと成長していけるよう、
スタッフ一同、これからも心を込めてサポートしてまいります🌈
🍁お気軽にお問い合わせください
**【運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉】**では、
見学・体験利用を随時受け付けています。
お子さまの成長に寄り添いながら、楽しく学べる時間を一緒に過ごしませんか?
📞お電話でのお問い合わせ:06-6773-9583
🌐ウェブからのお問い合わせ:お問い合わせフォームはこちら
スタッフ一同、皆さまにお会いできる日を心よりお待ちしております😊
