🌱季節を感じる食育体験「七草がゆ🍚」【ぽぷらの樹東住吉】
年明けの行事として、日本で古くから親しまれている「七草がゆ」。
お正月にたくさんのごちそうを食べた後、胃腸を休めながら一年の無病息災を願う、大切な伝統行事のひとつです。
ぽぷらの樹東住吉では、こうした日本の季節行事を体験として学ぶことを大切にしています。
今回は、七草がゆを題材にした調理実習を通して、
「なぜ食べるのか」「どんな意味があるのか」を子どもたちに分かりやすく伝えながら、一緒に作る時間を楽しみました。

一方で、
「包丁を使うと聞くと少し心配…」
「うちの子にできるかな?」
と感じられる保護者様も少なくありません。
そこで当事業所では、安全面に十分配慮した環境づくりと道具選びを行い、職員が必ずそばで見守りながら、子どもたち一人ひとりのペースに合わせて調理活動を進めています。
無理なく、でも“本物の体験”ができることを大切にしています。
今回の調理実習では、七草がゆに入れる大根を「いちょう切り」にする練習に挑戦しました。
切る作業そのものだけでなく、包丁を正しく扱うこと、順番を待つこと、話を聞いて行動することなど、日常生活にもつながる学びがたくさん詰まった時間となりました。
🌿七草がゆはなぜ食べるの?
七草がゆは、一年の無病息災(びょうきにならず元気に過ごせますように)を願って食べる、日本の伝統的な行事食です。
毎年1月7日の「人日の節句(じんじつのせっく)」に食べる習慣があり、古くから受け継がれてきました。
お正月は、ごちそうを食べる機会が多くなりますよね。
そんな年明けのタイミングで、消化にやさしいおかゆを食べることで、疲れた胃腸を休ませ、体を整えるという意味も込められています。
また、春の七草と呼ばれる
・せり
・なずな
・ごぎょう
・はこべら
・ほとけのざ
・すずな(かぶ)
・すずしろ(大根)
には、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養が含まれており、寒い冬を元気に乗り切るための知恵が詰まっています。
昔の人たちは、季節の草花を取り入れながら、自然の恵みで健康を守ってきたのですね。
今回の活動では、ただ「作る」だけでなく、
「どうして食べるのかな?」
「どんな願いがこめられているのかな?」
というお話も、子どもたちにわかりやすい言葉で伝えました。
「これを食べると一年元気でいられるんだよ」
「みんなが元気に過ごせますように、ってお願いしながら食べるんだよ」
と伝えると、
「じゃあ元気になりますようにって言う!」
と、素直に願いを口にする姿も見られました😊
行事食には、“食べる”だけでなく、“願う”“知る”“感じる”という意味もあります。
今回の七草がゆ作りは、日本の文化に触れながら、食と健康のつながりを学ぶ、貴重な時間となりました。
🔪安全な子ども包丁を使ってチャレンジ
今回の調理実習で使用した包丁は、刃先が丸く、力を入れすぎてもケガにつながりにくい子ども用の安全包丁です。
初めて包丁を使うお子さまや、手先の操作に不安のあるお子さまでも、安心して取り組めるよう配慮しています。
また、調理中は必ず職員がそばにつき、
・手元の動き
・姿勢や包丁の角度
・集中が途切れていないか
などを丁寧に確認しながら、一人ひとりの理解度やペースに合わせて進めました。
包丁を使う前には、
・包丁の正しい持ち方
・野菜の押さえ方(指を守る「猫の手」)
・職員の声かけや合図を待ってから切ること
を、実際に見本を見せながら繰り返し確認しました。
「見る → 聞く → やってみる」という流れを大切にすることで、子どもたちも安心して作業に入ることができます。
最初は包丁を持つ手に力が入り、少し緊張した表情を見せていた子どもたちも、
一切れ、また一切れと経験を重ねるうちに、
「できた!」
「きれいに切れたで!」
と、達成感のある笑顔に変わっていきました✨
大根のいちょう切りは、
✔ 手首や指先の力加減を調整する力
✔ 形や厚みを意識する空間認知力
✔ 最後まで取り組む集中力
など、日常生活や学習、将来の自立にもつながる大切な力を自然に育ててくれる活動です。
「包丁=危ないもの」ではなく、
正しく使えば安全で、できることが増える道具として経験できたことも、子どもたちにとって大きな学びとなりました。
🌱「作る」から広がる食への興味
調理が終わり、いよいよみんなで完成した七草がゆをいただく時間。
湯気の立つお鍋を囲みながら、「いいにおい!」「早く食べたい!」と、子どもたちの表情もわくわくした様子でした🍚
お椀によそわれた七草がゆを見て、
「これ、自分が切った大根や!」
「さっきがんばって切ったやつ入ってる!」
と、誇らしげに話す姿がとても印象的でした。
自分で関わった食材が料理として目の前に並ぶことで、
“ただ出されたごはん”ではなく、
“自分が作ったごはん”へと変わります。
その違いは、子どもたちの食べる姿にもはっきりと表れていました。
普段は野菜が苦手なお子さまも、
「ちょっとだけ食べてみる」
「大根なら食べられるかも」
と、小さな一歩を踏み出す姿が見られました。
中には、
「全部食べられた!」
と、空っぽのお椀を嬉しそうに見せてくれるお子さまやおかわりをするお子さまも✨
これは単に“完食できた”ということだけではなく、
✔ 自分で作ったという達成感
✔ 周りのお友だちと一緒に食べる安心感
✔ 「やってみよう」と思えた挑戦する気持ち
が重なった結果だと感じています。
また、七草がゆの意味について事前に話をしていたこともあり、
「これ食べたら元気になるんやんな?」
「一年元気でいられますように、やろ?」
と、風習や願いの意味を思い出しながら食べる姿も見られました。
知る → 作る → 食べる → 感じる
この一連の体験こそが、食育の大切なプロセスです。
調理実習は、単なるイベントではなく、
子どもたちの「食べる力」「挑戦する力」「自信」を育てる時間。
これからも、楽しみながら学べる体験を積み重ねていきたいと思います😊
🍚「作る」ことで広がる食への関心
完成した七草がゆをみんなで囲む時間は、子どもたちにとって特別なひとときです。
湯気の立つお椀を前に、
「これ、自分が切った大根!」
「七草って体にいいんやんな?」
と、自然と会話が広がっていきました。
自分が手を動かして準備した食材が、ひとつの料理になって目の前に並ぶ。
その体験は、子どもたちの中で“食べ物”の見え方を大きく変えてくれます。
普段は野菜が苦手で、最初から「いらない」と言ってしまうお子さまも、
「ちょっとだけ食べてみる」
「自分で切ったやつやから食べる」
と、小さなチャレンジを見せてくれました。
それは、単に“お腹が空いていたから”ではありません。
✔ 自分が関わったという達成感
✔ みんなで一緒に作ったという一体感
✔ 職員や友だちからの「すごいね」という声かけ
こうした安心感や成功体験が重なり、「やってみよう」という気持ちにつながっています。
また、「七草ってなんで食べるんやっけ?」という問いかけに、
「元気になるためやろ?」
「一年病気せんようにやんな?」
と、自分なりに思い出しながら答える姿も見られました。
これは、単なる調理活動ではなく、
“意味を知ったうえで体験する学び” が根づいている証です。
自分で作った料理は、
✔ 苦手な食材にも挑戦しやすい
✔ 食べる意欲が高まる
✔ 食材への関心が深まる
✔ 「またやってみたい」という意欲につながる
という良い変化を生み出します。
そして何より、
「自分にもできた」
という感覚は、食事の場面だけでなく、日常生活のさまざまな場面での自信へと広がっていきます。
風習を知る → 作る → 食べる → 自信につながる。
この一連の流れこそが、ぽぷらの樹東住吉が大切にしている食育のかたちです。
これからも、楽しみながら“できる”を増やしていける体験を重ねていきたいと思います😊
👨👩👧👦調理実習は大切な療育のひとつ
ぽぷらの樹東住吉では、調理実習を単なる“イベント”としてではなく、日々の療育の一環として計画的に取り組んでいます。
調理活動には、実はたくさんの発達要素が含まれています。
・包丁や食材を扱うことで育つ「手先の巧緻性(こうちせい)」
・最後までやり遂げる「集中力」
・順番を守る、話を聞くといった「社会性」
・工程を理解し、見通しを持って動く「段取り力」
・行事食を通して学ぶ「日本の文化や季節への理解」
これらはすべて、将来の自立や日常生活につながる大切な力です。
たとえば、
「先生、次なにするん?」と確認しながら進める姿。
「まだ順番やで」と友だちに声をかける姿。
「もう一回やりたい」と自分から挑戦する姿。
調理の場面では、こうした小さな成長がたくさん見られます。
また、包丁を使う活動は“危ないから避ける”のではなく、
正しく使う経験を積み重ねることで、安全意識そのものを育てる機会にもなります。
職員がそばで見守りながら、成功体験を積み重ねることで、
「できた」
「ほめてもらえた」
「自分にもできる」
という感覚が、子どもたちの心にしっかり残ります。
この“できた”の積み重ねこそが、自己肯定感の土台になります。
そしてその自信は、
学校生活や家庭での活動、将来の社会参加へと、少しずつ広がっていきます。
「楽しかった」
「またやりたい」
その前向きな気持ちは、子どもたちが新しいことに挑戦する力を育ててくれます。
ぽぷらの樹東住吉では、これからも
楽しみながら力を伸ばす療育を大切にし、一人ひとりの「できる」を丁寧に育んでいきたいと考えています😊
🌸まずはお気軽にご相談ください
「うちの子に合うかな?」
「調理活動はまだ早いかも…」
「見学だけでも大丈夫かな?」
このようなお悩みやご不安をお持ちの保護者様も、どうぞご安心ください。
運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉では、
お子さま一人ひとりの発達段階や特性に合わせた支援を大切にしています。
調理活動や運動療育を通して、
✔ 手先の力を育てたい
✔ 集団の中での経験を増やしたい
✔ 自信をつけてほしい
✔ 食への関心を広げたい
といった保護者様の思いに寄り添いながら、無理のないステップで支援を行っています。
見学では、実際の活動の様子をご覧いただき、
支援内容や1日の流れについて丁寧にご説明いたします。
ご不安なことや気になる点も、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
「まずは話を聞いてみたい」
という段階でも大歓迎です😊
お子さまの“できた”を一緒に増やしていきませんか?
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スタッフ一同、心よりお待ちしております!🌷✨
