スプレーで科学のふしぎ発見!みんなで体験する「水と気圧の実験」💧【ぽぷらの樹東住吉】

白ゆりグループ

「なんでだろう?」「どうしてこうなるの?」
そんな子どもたちの“気づき”や“考える力”を育てたい——。

日々の活動の中で、私たちは子どもたちが「見る・触れる・感じる」体験を通して学べる時間を大切にしています。今回はその一環として、水とスプレーを使った実験活動を行いました✨

テーマは「気圧と水のふしぎ」
身のまわりにある“水”や“空気”が、実はたくさんの科学の仕組みを持っていることを知ってもらいたいという想いから始まったこの取り組み。
子どもたちは始まる前から「どんな実験?」「水が爆発するの?」と、目を輝かせながら集まってきました。

実験が始まると、真剣な表情で職員の説明を聞きながらも、ワクワクが止まらない様子。
スプレーを使って実際に“気圧の変化”を体験するたびに、「うわぁ!」「すごい!」と歓声が上がりました。
「冷たいね!」「出方が違う!」といった気づきを口にする子も多く、教室は終始、笑顔と驚きの声でいっぱいでした。

この日は単なる“実験あそび”ではなく、子どもたちが自分の目で確かめ、考え、仲間と意見を交わしながら学び合う時間。
それぞれが感じたことを言葉にし、共有し合うことで、「協働的に学ぶ力」や「探究心」が自然と育まれていきました🌱

💡 身近な「水」と「空気」で理科のふしぎを体験!

普段、手洗いや飲み水などで毎日触れている「水」。そして、私たちのまわりに当たり前のように存在する「空気」
実はこの2つには、たくさんの科学の“ふしぎ”が隠れているんです。

今回の実験では、その「水」と「空気」の関係を、スプレーという身近な道具を使って体験しました。
先生がスプレーを手に取り、「中では空気がぎゅっと押し込められているんだよ」と説明すると、子どもたちは「えっ、そうなの?」「空気が入ってるの?」と目を丸くしていました。

ひとりずつスプレーを手にして、「じゃあ、やってみよう!」と合図があると、
「シューッ!」という音とともに水のミストが広がり、あっという間に部屋の空気がひんやり。
その瞬間、「出てきた!」「冷たい!」「すごーい!」とあちこちから歓声が上がりました。

何が起こっているのかを確かめようと、スプレーを少し強く押してみたり、角度を変えてみたり。
「こっちは冷たくならない!」「霧が細かい!」といった発見もたくさん生まれました。
子どもたちは、自分の体で感じた“変化”をもとに、「どうしてこうなるのかな?」と自然に考え始めます。

さらに、職員が「スプレーの中では、空気が押し込まれているから水が勢いよく出るんだよ」と話すと、
「空気って見えないけど力があるんやね」「水と空気が仲良しなんや」と、子どもたちから素敵なつぶやきが。
その純粋な驚きと発想に、職員一同も思わず笑顔になりました。

実験を通して、子どもたちは“目には見えないけれど確かに存在する力”を感じ取っていました。
自分で見て、触って、感じて確かめる
——そんな時間が、科学への最初の一歩になるのだと思います🌈

🧠 経験から学ぶ、協働的な学びの時間に

この日のねらいは、単に“結果を見る”ことではなく、
**「自分で感じて、考えて、仲間と共有すること」**でした。
実験を通して、子どもたちが「わかった!」という瞬間を自分の力でつかみ取る。
その体験が、次への意欲や新しい学びのきっかけにつながります。

活動中、子どもたちはペアやグループに分かれて実験に取り組みました。
スプレーを交代で使いながら、出てくる霧の違いを観察したり、
「さっきより冷たかった!」「押し方で変わるね!」とお互いに気づきを伝え合ったり。
自然と会話が生まれ、教室には楽しそうな笑い声が響いていました。

ある子は、お友だちが行った方法を見て「なるほど、そうやったら違うんや!」と新しい発見をしたようです。
また、別の子は「こうやったらどうなるかな?」と自分なりの仮説を立て、挑戦していました。
その様子を見た職員は、「すごいね!今の考え方、いいね!」と声をかけ、子どもの考えを認めながらサポート。
ただ教えるのではなく、子どもたちが主体的に気づきを得る時間を大切にしています。

実験の後には、グループごとに「どんなことがわかった?」を発表する時間も設けました。
「空気が押されると水が出る」「冷たいのは空気が逃げるからだと思う!」など、
子どもたちは自分の感じたことをしっかり言葉にして伝えていました。
それを聞いた他の子が「そうそう、私もそう思った!」と共感したり、
「でもこっちは違う結果になったよ」と新たな視点を出したりと、活発な意見交換が生まれました。

このようなやり取りは、まさに“協働的な学び”の瞬間です。
子どもたちは友だちと関わりながら、自分の考えを整理し、他者の意見を受け止める力を少しずつ育んでいます。
職員たちは、そのプロセスをそっと見守りながら、必要な時に支援の手を差し伸べ、
「やってみる → 気づく → 話し合う → もう一度やってみる」
というサイクルを通して、学びがより深まるよう工夫しています🌱

この活動を通じて、子どもたちは「失敗しても大丈夫」「友だちと考えるって楽しい」と感じることができました。
そして、協力して学ぶことで得られる喜びが、次のチャレンジへの自信につながっています。

🌟 小さな実験が、大きな学びに

実験の終わりには、子どもたちから「もう一回やりたい!」「次は何を使うの?」という声が次々とあがりました✨
水しぶきや霧のようなミストを見つめる瞳はキラキラと輝き、最後まで名残惜しそうにスプレーを手にする姿も見られました。
活動の時間が終わってからも、「あのとき、空気が押されたから出たんやね」「家でもやってみたい!」と、
子どもたちは自分なりの言葉で学んだことを話していました。

職員たちもその姿に思わず笑顔。
「子どもたちは、教科書ではなく“体験”から学ぶんだ」と改めて感じる時間となりました。
ほんの数分の実験でも、その中に詰まっているのは、驚き・発見・協力・挑戦といったたくさんの学びの種
その小さな種が、子どもたちの心の中で芽を出し、未来の“知りたい!”という気持ちへとつながっていきます🌱

科学の実験には、子どもたちの観察力・思考力・協調性を育てる力があります。
「見て・触って・考える」その一つひとつの積み重ねが、
“失敗しても次に挑戦する勇気”や“友だちと意見を交わす力”へと変わっていくのです。

実験の後には、「今度は氷を使ってみよう」「風でもできるかな?」と、
子どもたちから新しいアイデアが次々と生まれました。
私たち職員も、その柔軟な発想に刺激を受けながら、次の活動へと想いを膨らませています。

このように、一見小さな実験が、子どもたちの未来を大きく育てるきっかけになります。
“やってみる”という経験が、「学ぶって楽しい!」という感情へと変わる瞬間。
これこそが、私たちが大切にしている「体験からの学び」そのものです🌈

☎️ 見学・体験はいつでも大歓迎です!

【運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉】では、
子どもたち一人ひとりが「できた!」「わかった!」という喜びを感じられるよう、
日々の活動の中に“体験を通した学び”をたくさん取り入れています🌼

運動・実験・遊び・創作など、さまざまなプログラムを通して、
子どもたちが自分のペースで成長できるようサポートしています。
「体験しながら学ぶ」ことを大切にし、できる喜びを自信へとつなげていく――
そんな温かい環境づくりを、スタッフ全員で心がけています。

施設の雰囲気や活動の様子を実際に見ていただくことで、
お子さまに合った支援の形を、ゆっくりとご相談いただけます😊
初めての方も、見学だけの方も大歓迎です!

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どうぞお気軽にご連絡ください。
子どもたちの笑顔あふれる環境で、皆さまにお会いできる日をスタッフ一同、心よりお待ちしております🌈

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