実験❄️氷ができる瞬間❄️【ぽぷらの樹東住吉】

〜運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉の実験活動〜
「どうして氷はできるの?」
「水はいつ固まるの?」
子どもたちは日々の生活の中で、たくさんの「なんで?」を見つけています。
冷たいジュースに入った氷を見て「どこから来たの?」と不思議がったり、冬の朝にできる氷を踏んで「どうして固いの?」と驚いたり…。
そんな素朴な疑問こそが、学びや成長の原点です。
ぽぷらの樹東住吉では、その「なんで?」を大切にするために、身近な素材を使った実験活動を行っています。
今回は、子どもたちが実際に自分の目で「氷ができる瞬間」を確かめられるように、特別な実験を準備しました。
普段はただの水が、ある条件で一気に氷に変わる――。
目の前で起こるその変化に、子どもたちはどんな表情を見せてくれるのか。
スタッフもワクワクしながら、子どもたちと一緒に実験に挑みました。
興味から学びにつなげる実験活動

今回の実験で使ったのは、ステンレスの容器を2つ、氷、そして塩という、とてもシンプルな道具です。
しかし、この身近な材料を組み合わせることで、子どもたちにとってはまるで「魔法のような体験」が生まれました。
まず、2つのステンレス容器を重ね合わせ、その間に水を入れます。
そのままでは普通の水ですが、ここで周囲に氷と塩を入れると…温度が一気に下がり始めます。塩の働きで氷がより冷たくなり、その冷気が水に伝わることで、ただの水がみるみるうちに凍り始めるのです。
子どもたちは、最初は「本当に氷になるのかな?」と半信半疑。
じっと容器をのぞき込んで、「まだ水やなあ」と話したり、指でそっと容器に触れて「冷たっ!」と驚いたり。
そんな中、ほんの数分後に水が固まり始めた瞬間――。
「わあー!固まった!」
「えっ、すごい!氷になってる!」
大きな歓声が響き、子どもたちの顔が一斉に輝きました。
目の前で起きた変化に、驚きと感動があふれ、スタッフも思わず一緒に拍手してしまうほど。
さらに子どもたちは、「なんで塩を入れたら氷ができるの?」「もし塩を入れなかったらどうなるん?」と、次々に新しい疑問を口にしていました。
ただの実験ではなく「療育」の一環
今回の氷の実験は、見た目にはシンプルな理科遊びのように見えるかもしれません。
しかし、子どもたちにとっては「学び」と「成長」のチャンスがたくさん詰まった、療育の大切な一場面なのです。
まず、実験の手順を守ることは「順序立てて行動する力」を育てます。
「水を入れる → 容器を重ねる → 氷と塩を加える」といった一連の流れを確認しながら進めることで、子どもたちは「順番を意識する力」や「ルールを守る力」を自然と身につけることができます。これは、学校生活や社会生活の中でも欠かせない力です。
次に、実験を友だちと一緒に楽しむことで「コミュニケーション力」が高まります。
「まだ水やなあ」「あ!固まってきた!」と声を掛け合いながら観察する中で、自分の感じたことを相手に伝える練習にもなりますし、友だちの意見を聞くことで共感する気持ちも育ちます。
さらに、驚きや発見を自分の言葉で表現することは「表現力」の向上につながります。
「冷たい!」「すごい!」「なんでやろ?」といった感想を口にすることで、自分の気持ちを素直に出す経験となり、それが自己肯定感にもつながっていきます。
また、この実験では「集中力」も大きなポイントです。
普段はじっと座るのが難しいお子さまも、氷ができる瞬間を見逃さないようにと、真剣なまなざしで容器をのぞき込みます。時間が経つにつれて水が変化していく過程に引き込まれることで、自然と集中力が持続するのです。
そして何より、こうした体験は「できた!」「わかった!」という達成感につながります。
達成感は自信となり、その自信が「次もやってみよう」という挑戦心を育みます。氷の実験をきっかけに、学ぶことが「楽しい」「面白い」と感じられるようになれば、それは今後の成長において大きな財産となります。
子どもたちの変化と成長
実験を通じて「知る喜び」を体験した子どもたちは、帰り際に「またやりたい!」「次は違う実験もしよう!」と笑顔で話してくれました。
最初は「ほんまに氷できるん?」と不思議そうにしていた子も、目の前で水が氷に変わる瞬間を見たことで大きな達成感を味わい、表情が一気に明るくなったのがとても印象的でした。
このような体験は、子どもたちに「挑戦してよかった」という気持ちを芽生えさせます。
実験前は自信がなかった子も、最後には「ぼくもできた!」「わたしも見つけた!」と自分の成果を誇らしげに話していました。小さな成功体験の積み重ねは、自己肯定感を高め、次の学びへの意欲へとつながっていきます。
また、子どもたちの変化は「言葉」にも現れました。
普段はあまり多くを話さない子が「冷たい!」「すごい!」と大きな声で感想を言えたり、「どうして氷になるの?」と新しい疑問を自分から口にしたり…。
実験が子どもたちの心を動かし、表現する力や考える力を自然に引き出してくれたのです。
さらに、友だち同士で「見て!固まってる!」「ほんまや!」と共感し合う姿も見られました。こうした関わりは、人とのつながりを楽しむ力や協調性を育てる大切なステップです。実験を通じて、ただ知識を得るだけではなく、人との関わりの中で喜びを共有できることが、子どもたちにとって大きな財産になると感じました。
子どもたちの小さな「できた!」や「わかった!」が積み重なり、それが自信や学びへの意欲となって未来へと広がっていく。今回の氷の実験は、そのきっかけのひとつになったと実感しています。
定期的に取り入れている「実験活動」
ぽぷらの樹東住吉では、子どもたちの「なんで?」「やってみたい!」という気持ちを大切にするため、月に1回は必ず実験活動を取り入れるようにしています。
普段の運動療育で体を動かす活動ももちろん大切ですが、実験活動を通じて得られる学びはまた別の魅力があります。
例えば、氷の実験のように「目の前で変化が起きる」体験は、子どもたちの集中力を引き出し、興味や探求心を育てる大きなチャンスになります。
「実験」と聞くと、むずかしそうに思われるかもしれません。ですが、実際に行っているのは、身近な道具や材料を使ったシンプルで楽しいものばかりです。
これまでにも、
- 色水を混ぜて新しい色を作る実験
- 空気の力で風船をふくらませる実験
- 水に浮くもの・沈むものを調べる実験
- 静電気で紙や風船を動かす実験
- 小さな火山の噴火を再現する実験
など、子どもたちの好奇心をかきたてる活動を行ってきました。
「うわあ!」「なんで?」「もう一回やりたい!」といった声が自然とあがり、遊びながら学ぶ喜びを味わっています。
実験活動の魅力は、結果を見るだけで終わらないところにあります。
「どうして色が変わったんだろう?」
「次はこうしたらどうなるかな?」
そんなやり取りの中で、子どもたちは「考える力」を伸ばしていきます。さらに、お友だちと一緒に観察したり話し合ったりすることで、協力する力や社会性も育まれます。
また、定期的に実験を行うことで、「前にやったことを覚えているかな?」「今回はどんな違いが見られるかな?」と、子どもたち自身が比べたり振り返ったりする力がつきます。
同じテーマを繰り返すこともありますが、そのたびに新しい気づきや発見があり、子どもたちの理解が深まっていくのです。
これは、まさに**継続して取り組むからこそ育まれる“学ぶ力”**だと感じています。
保護者の皆さまへ
私たちは「家庭や学校ではなかなか体験できないこと」を、療育の一環として子どもたちに提供したいと考えています。
実験活動はその代表的な取り組みのひとつです。
ご家庭で「やってみたい」と思っても、準備や片付けが大変だったり、安全面に不安があったりして、なかなか挑戦できないことも多いと思います。
ぽぷらの樹東住吉では、スタッフが安全に配慮しながら、子どもたちが安心して取り組めるように環境を整えていますので、安心してお任せください。
実験活動は、子どもたちにとって「楽しい遊び」であり、同時に「科学的に考える力」や「友だちと協力する力」を伸ばす大切な学びの場でもあります。
活動を通じて得た達成感や感動体験は、子どもたちの自信につながり、未来への力となります。
「うちの子にもこんな体験をさせてあげたい」
「学校以外でも学びのきっかけを作ってあげたい」
そんな思いをお持ちの方に、ぜひ一度見学に来ていただきたいと願っています。
子どもたちが目を輝かせて実験に取り組む姿を、ぜひ実際にご覧ください。
見学・体験利用のご案内
運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉では、運動療育を中心に、今回のような実験活動や創作活動など、子どもたちの「やってみたい!」を応援する取り組みを行っています。
まずはお気軽にご相談ください。
「どんな雰囲気かな?」「うちの子に合うかな?」など、気になることをスタッフが丁寧にご説明いたします😊
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見学・体験はいつでも受付中です✨
「実際に活動の様子を見てみたい」
「子どもがどんなふうに参加できるのか知りたい」
そんな方は、ぜひ見学・体験利用をご利用ください。
実際の活動を見ていただくことで、子どもたちの生き生きとした表情や、事業所の雰囲気を感じていただけるはずです。
保護者さまのご相談も歓迎しています
「放課後等デイサービスってどう使うの?」
「利用までの流れが分からない」
「支援内容について詳しく知りたい」
こうしたご相談も、どうぞご遠慮なくお電話やメールでお問い合わせください。
スタッフが一つひとつ丁寧にお答えいたします。
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運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉では、子どもたちの笑顔と成長を一番に考えています。
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