【大阪市平野区】就労支援センター白ゆり平野|グループホームの夕食作りでスキルアップ!

毎日を過ごすなかで、「もっとやりがいを感じられる作業をしたい」「工賃を少しでも増やしたい」と感じている方はいらっしゃいませんか?
就労継続支援B型事業所で作業を続ける中で、単調な作業に物足りなさを覚えたり、自分の成長に手応えを感じられず、悩むこともあるかもしれません。
そんな方に向けて、就労支援センター白ゆり平野では、新たな取り組みをスタートしました。
それが「グループホームの夕食作り」です。
夕食作りは、調理スタッフが考えた献立に沿って、調理、盛り付け、片付けまで、順序立てて取り組む作業です。
これにより、計画性やチームワーク、生活スキルを自然に身につけながら、工賃アップも目指せる仕組みを整えました。
実際に取り組んでいる利用者の方からは、「自分で作った料理を誰かが美味しそうに食べてくれると、自信がつく」「工賃が上がったことで、ますます仕事に前向きになれた」という嬉しい声が届いています。
私たちは、夕食作りの作業を通して、利用者様一人ひとりが「できることが増えた」「やればできるんだ」と感じられる支援を目指しています。
この記事では、夕食作りの具体的な作業内容や、利用者の皆さんの変化について詳しくご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
■ 【順序立てた作業力】夕食作りで身につける段取りの力

■ 順序立てて作業を進める練習に
夕食づくりの作業工程では、調理スタッフが立てたメニューと指示に従いながら、
- 野菜や肉のカット
- おかずの盛り付け
- 配膳の準備
などを段階的に実践します。作業は細分化されており、一つひとつの工程を正しい順番で踏むことが求められるため、自然と「次に何をすべきか」を考えながら動く習慣が身につきます。
さらに以下のような効果が期待できます。
- 計画力/実行機能の向上
作業手順を頭の中で組み立て、実際に手を動かすことで、脳の実行機能(planning・organization)が強化されます。これにより、日常生活においても「やるべきこと」を自分で整理し、優先順位を付ける力が養われます。 - 安全意識の定着
包丁や熱源を扱う際には、必ず順序どおりに手順を確認し、安全確認を行うことが必須です。繰り返しの実践を通じて、事故予防のための安全管理意識が高まり、自主的に声かけや姿勢の確認を行えるようになります。 - 時間管理スキルの獲得
食材の下ごしらえから盛り付け、配膳までを予定の時間内に完了させる必要があるため、時間配分を意識した行動が求められます。タイムマネジメント能力が向上し、他の活動や日課にも応用可能です。 - 協調性とコミュニケーション力の強化
調理スタッフや他の利用者さんと作業役割を分担しながら進めることで、適切なタイミングでの報連相(報告・連絡・相談)が自然と身に付きます。チームワークを通じて支援者との信頼関係も深まります。
最初は手順を覚えるだけで精一杯だった利用者さんも、繰り返し行ううちに「次はこれをすればよい」と自律的に動けるようになり、自信と達成感を得ることができます。その結果、日常生活のさまざまな場面でも主体的に行動し、自己効力感を高める一助となります。これをすればいい」と自主的に動けるようになってきました✨
【協調性アップ】チームで協力する夕食作りの現場

夕食作りは個人プレーではなく、役割を分担して進めることで協調性やチームワークを自然に学べるプログラムです。具体的には、
- 仕込み担当:食材の洗浄・カットを効率的に行う
- 調理補助担当:炒め物や煮込みの手順をサポート
- 盛り付け担当:配色や配膳順を意識しながら盛り付け
- 後片付け担当:使用後の調理器具の洗浄・消毒を実施
を利用者さん同士で話し合い、お互いの得意・不得意を活かしながら連携します。これにより、
- 役割分担の重要性の理解
- 報連相(報告・連絡・相談)の習慣化
- 共感力(相手の状況を想像する力)の向上
が期待できます。
🍀 エピソード紹介
ある日のサラダ作りでは、「レタスをちぎる」「トマトのカット」「お皿への盛り付け」に分業。最初はペースの違いに戸惑う場面もありましたが、サポート役の利用者さんが「次は何をすればいい?」と声をかけることで作業がスムーズに進行。完成後には全員で拍手し、お互いの協力を喜び合う姿が見られました。この経験を通じて、「自分から声をかけることの大切さ」を実感しています。
【やりがいを実感】自分の手で作った料理を誰かが食べてくれる喜び
完成した夕食は、グループホームの利用者さんをはじめ、職員やご家族にも提供されます。
- 提供後の**「おいしかったよ」**という一言は、利用者さんにとって何よりのモチベーション。
- 誰かの笑顔を見ることで、自己肯定感や仕事への責任感が育まれます。
🌟 利用者さんの声
「自分が手伝った料理を食べてもらえると、本当に嬉しいです。もっと腕を上げて、次はもっと丁寧に盛り付けたいと思います!」
「利用者さんの笑顔を見ると、自分も頑張ろうという気持ちになります。」
【スキルアップ】夕食作りで多様な能力を習得
夕食作りを通じて、以下のようなスキルを段階的に身につけられます。
- 作業正確性:手順を守り丁寧に食材を扱う
- 時間配分:予定時間内に各工程を完了させる
- 判断力:状況に応じた作業の優先順位を即座に判断
- リーダーシップ:小グループの進行役や後輩サポートなど、役割を担う経験
これらの経験を重ねることで、日常生活や他の活動にも応用できる「実践的な自己管理力」が養われます。
🏠 【地域とつながる就労支援】夕食作りが生む社会参加のきっかけ
夕食作りを通して、グループホーム職員だけでなく、地域の食材提供者やボランティアとも交流が生まれます。
- 地元農家の方から旬の野菜を教わる
- ボランティア団体と合同で地域イベントに出店
これらの活動に参加することで、利用者さんの社会的ネットワークが広がり、
- 地域貢献意識の向上
- 外部との信頼関係構築
- 就労への自信
が育まれ、将来の就労移行に向けた実践力が養われます。
🍭 【駄菓子販売にも挑戦】大阪市平野区で働く楽しさを実感

就労支援センター白ゆり平野では、駄菓子販売にも取り組んでいます。
- 接客マナー研修:笑顔での挨拶・商品説明
- 金銭授受トレーニング:おつりの計算方法
- 売上管理:日報を使った集計
を学びながら、地域の子どもたちや住民の方々とのコミュニケーションを楽しめます。
- 陳列準備:商品の魅せ方を工夫
- 接客対応:ニーズに応じたおすすめ提案
- クレーム対応:丁寧な言葉遣い・対応策の実践
夕食作りと駄菓子販売、双方のプログラムを通じて「働く楽しさ」と「社会参加」の喜びを実感できる貴重な機会をご提供しています。
📞 【見学・体験受付中】就労支援センター白ゆり平野へのお問い合わせはこちら
就労支援センター白ゆり平野では、夕食作りや駄菓子販売をはじめとするさまざまな作業活動を通じて、利用者様一人ひとりの「働きたい」という気持ちを大切にサポートしています。
見学や体験利用も随時受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください✨
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