子どもの睡眠不足は発達や生活にどんな影響がある?|知っておきたい睡眠の大切さ【第1弾】

白ゆりグループ

「うちの子、ちゃんと眠れているかな?」と感じたら

「朝、なかなか起きてくれない」

「学校から帰るとすぐ眠そうにしている」

「夜になると元気になって、なかなか寝てくれない」

「最近、イライラすることが増えた気がする」

お子さまの睡眠について、このようなお悩みはありませんか?

子どもにとって睡眠は、単に「体を休ませる時間」ではありません。

成長期にある子どもは、眠っている間にも心身のさまざまな働きを整えています。そのため、睡眠時間が不足したり、生活リズムが乱れたりすると、日中の元気さや集中しやすさ、気持ちの安定などに影響することがあります。

とはいえ、子どもが毎日同じ時間に寝て、朝すっきり起きるとは限りません。

「早く寝なさい」と声をかけてもなかなか寝ない。

「明日は早いよ」と伝えても、布団に入ってから遊び始める。

休日になると昼近くまで寝てしまう。

このようなことが続くと、保護者の方も「どうしたらいいのだろう」と悩んでしまいますよね。

今回は、子どもの睡眠について、睡眠不足が日中の生活にどのようにつながるのかを中心に、分かりやすくご紹介します。

子どもにとって睡眠は「成長の時間」です

睡眠というと、「疲れを取るためのもの」というイメージが強いかもしれません。

もちろん、睡眠には体を休ませる大切な役割があります。

しかし、子どもにとって睡眠はそれだけではありません。

子どもの体は成長の途中にあり、日中に経験したさまざまなことを整理したり、体を休めたりする時間として、睡眠は重要な役割を担っています。

例えば、日中にたくさん体を動かした日には、体の疲れを回復させる必要があります。

学校や園で友達と関わったり、新しいことを学んだりした日には、心もたくさん働いています。

子どもは大人が思っている以上に、毎日の生活の中で多くの刺激を受けています。

だからこそ、十分な休息と睡眠を確保することが大切です。

「昨日は少し寝るのが遅くなった」という程度で過度に心配する必要はありませんが、睡眠不足が慢性的に続いている場合には、生活全体を見直すきっかけにしてみましょう。

睡眠が足りないと「眠そう」になるとは限りません

「睡眠不足なら、昼間に眠くなるのでは?」

そう思われる方も多いでしょう。

もちろん、眠気として表れることもあります。

しかし、子どもによっては、睡眠不足が「元気すぎる」「落ち着かない」「イライラする」など、一見すると眠気とは分かりにくい形で表れることもあります。

例えば、

  • いつもより機嫌が悪い
  • ちょっとしたことで怒る
  • 集中が続きにくい
  • 落ち着かない
  • 朝の支度が進まない
  • 日中ぼーっとしている
  • 活動への意欲が低い

などです。

もちろん、これらの様子が見られたからといって、必ず睡眠不足が原因とは限りません。

学校や家庭での出来事、体調、環境、人間関係など、子どもの様子にはさまざまな要因が関係します。

大切なのは、「最近ちょっと様子が違うな」と感じたときに、睡眠も一つの要因として考えてみることです。

「集中できない」の背景に睡眠が関係していることも

学校や家庭で、

「宿題に集中できない」

「先生の話を聞いていられない」

「途中ですぐ飽きてしまう」

という様子が見られると、「集中力がないのかな」と考えることがあります。

しかし、集中するためには、心身がある程度安定していることが必要です。

睡眠が十分に取れていない状態では、日中に眠気を感じたり、疲れやすくなったりすることがあります。

その結果、勉強や遊びなど、目の前の活動へ集中し続けることが難しくなる場合があります。

特に子どもは、自分で「昨日あまり眠れていないから今日は集中できない」と説明することが難しいものです。

そのため、周囲の大人が日中の様子と睡眠の状態を一緒に見ていくことが大切です。

朝起きられないのは「やる気」の問題とは限りません

「何度起こしても起きない」

「朝の準備が毎日ギリギリ」

「布団から出るまでに時間がかかる」

こうした朝の様子も、保護者の方にとって大きな悩みの一つです。

毎朝のことになると、

「早く起きて!」

「何回言ったら起きるの?」

と、つい強く声をかけてしまうこともあるでしょう。

もちろん、子ども自身の生活習慣や寝る時間などが関係していることもあります。

一方で、十分な睡眠が取れていなかったり、就寝時間が遅くなったりしている場合には、朝すっきり起きることが難しくなることがあります。

そのため、「起きられない=やる気がない」と決めつけるのではなく、

「昨日は何時に寝たかな?」

「寝る前はどんな過ごし方をしていたかな?」

「最近、睡眠時間が短くなっていないかな?」

と、一度振り返ってみることも大切です。

子どもの睡眠は「時間」だけで考えないことも大切です

睡眠について考えるとき、「何時間寝たか」という時間だけに注目しがちです。

もちろん睡眠時間は重要なポイントですが、それだけではありません。

例えば、

毎日寝る時間が大きく違う

休日だけ極端に遅くまで寝る

寝る直前までスマートフォンやタブレットを使っている

布団に入ってからなかなか眠れない

など、睡眠のリズムや寝る前の環境も確認してみましょう。

「平日は早起きだけど、休日は昼まで寝ている」という場合には、平日に睡眠が十分に取れていない可能性も考えられます。

一方で、子どもの年齢や生活環境によって必要な睡眠時間や生活リズムは異なります。

「何時間寝れば必ず大丈夫」と一律に考えるのではなく、朝の目覚めや日中の様子、生活への影響なども含めて、お子さまの状態を見ていくことが大切です。

「最近、様子が違う」と感じたら睡眠を振り返ってみましょう

子どもの生活には、さまざまな変化があります。

進級や進学、学校行事、習い事、友達関係など、普段とは違う出来事が続くこともあります。

そうした変化によって、寝る時間が遅くなったり、夜になっても気持ちが落ち着かなかったりすることもあります。

もし最近、

「朝起きるのが以前より大変になった」

「日中眠そうにしている」

「以前よりイライラすることが増えた」

「集中できる時間が短くなった」

と感じるのであれば、一度お子さまの睡眠について振り返ってみてはいかがでしょうか。

睡眠だけが原因とは限りません。

だからこそ、睡眠を含めて生活全体を見ていくことが、お子さまの状態を理解する一つの手がかりになります。

睡眠を整えることは、子どもの毎日を支えること

睡眠は、特別なトレーニングではありません。

しかし、毎日の生活を支える大切な土台の一つです。

「朝すっきり起きる」

「日中に元気に活動する」

「遊びや学習に取り組む」

「家族や友達と楽しく過ごす」

こうした毎日の積み重ねのためにも、子どもが安心して眠れる環境を整えていくことは大切です。

まずは「何時に寝かせるか」だけに注目するのではなく、お子さまが最近どのように眠り、朝どのように起き、日中どのように過ごしているのかを見てみましょう。

次回の第2弾では、子どもの睡眠について多くの保護者が悩みやすい「夜なかなか寝ない」というテーマを取り上げます。

「どうして寝る時間になっても元気なの?」

「スマホやタブレットは睡眠に関係する?」

「昼寝をすると夜眠れなくなる?」

そんな疑問について、子どもの生活リズムや寝る前の過ごし方という視点から、さらに詳しくご紹介します。

お子さまの生活リズムで気になることはありませんか?

運動療育型児童デイぽぷらの樹東住吉では、お子さま一人ひとりの発達や特性だけでなく、日々の生活の様子にも目を向けながら支援を行っています。

「最近、朝起きるのが大変そう」

「日中すぐ疲れてしまう」

「生活リズムが気になる」

など、お子さまのことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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